冷酷男子の溺愛




先に教室に戻っていった雅稀を追いかけるようにして歩く。




空っぽの隣りは

季節はもうすぐ夏だというのに、少しだけ肌寒く感じさせて。



「……」


わたしは一体なにをやってるんだか。






自分の情けなさに、落ち込むどころかもう、呆れた。





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