お嬢様にはなりきれない!
迷子
柚希side
「あれ……この辺だったよね?」
現在、午後3時。
今日は午前中登校の日だったから、午後になったら行こうと思ってたんだけど………
道に迷った。
やっぱ倉庫まで車で送ってもらうべきだったかな……。
いや、ママ達にバレたらまずいか。
ていうか………
「この道さっきも見た気がする……。」
はぁぁぁ……。
大きくため息をついた時、
「……何してんすか。」
上から声が聞こえた。
「あれ?赤髪くんだ。」
顔を上げると、昨日の赤髪の人が居た。
「………まぁ、確かに赤髪っすけど。」
納得いかない様子の赤髪くん。
「俺、雨宮雄大(あまみやゆうだい)っす。適当に呼んで下さい。」
「雄大ね。私は柚希でいいよ?」
「……うぃっす。」
「あれ……この辺だったよね?」
現在、午後3時。
今日は午前中登校の日だったから、午後になったら行こうと思ってたんだけど………
道に迷った。
やっぱ倉庫まで車で送ってもらうべきだったかな……。
いや、ママ達にバレたらまずいか。
ていうか………
「この道さっきも見た気がする……。」
はぁぁぁ……。
大きくため息をついた時、
「……何してんすか。」
上から声が聞こえた。
「あれ?赤髪くんだ。」
顔を上げると、昨日の赤髪の人が居た。
「………まぁ、確かに赤髪っすけど。」
納得いかない様子の赤髪くん。
「俺、雨宮雄大(あまみやゆうだい)っす。適当に呼んで下さい。」
「雄大ね。私は柚希でいいよ?」
「……うぃっす。」