お嬢様にはなりきれない!
そんな中、

「え、そんな簡単に編入手続きって出来るんすか……?」

1人、はてなマークを浮かべる雄大。

「ゆ、雄大?編入手続きなんかするわけないじゃん……??」

「え、しないんすか?」

紅が言うと、雄大はきょとんとした。

……雄大は天然っつーか、ちょっと抜けてるとこあるんだよな。

「制服着てれば大丈夫だろ。」

「あ、なるほど。」

夜広は苦笑しながら言った。

あ、制服……

「夜広、制服の手配頼む。」

「おう。」

よし、これで準備完了。

なんだけど、
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