お嬢様の恋
ふとあんりは思い出したことがあった…

クリスマスパーティーにグループが契約を切り倒産した会社の社長の娘─貴美子が忍び込んでいた。あんりはそんなことも知らず、1人でテラスにいた。そこに貴美子は来てナイフであんりを脅してきた。そこにあらわれ助けてくれた人…彼は名乗らずにいなくなってしまった…
あの彼だったのかとあんりは納得した。
彼にまた会いたいと願ってもその後会うことはなかった。


まさかこんな場所で再会するとは夢にも思っていなかったためあんりは驚きを隠せなかった。

しかしあの日を忘れていたからといってどうして話を持ちかけられたのか…

あんりにはわからないことばかりだった。
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