前編 かすみ草の恋 ー大学生編ー
家に帰ると


レイジは相変わらずムスッとしてて


リンカはご機嫌でアイリ達を迎えた


バンリくんは私が帰ってきて
少しホッとしてるみたい(笑)



レイジはソファから立ち上がると
私の方へズカズカ来て


1人で駅に迎えに行った事を
怒ってる(笑)


本当にレイジは心配性なんだから…


なんにもないってば!


アイリ達も同調してくれたので
ひとまず、許されたみたい(笑)


それで、私の手を引いて
2階に来るように言うから素直に
ついて行った


2階の寝室に私を入れると
ドアを閉めて、鍵までかけて


私をギュッと抱きしめた


「どうしたの?レイジくんは??
私が1人でお迎えに行ったから
寂しかったのかな??(笑)
よしよし」


と手を回してギュッと
レイジにしがみついて背中をポンポン
すると


「ミカだって寂しかったんじゃない?
俺がいなくて(笑)」


とちょっとご機嫌が治った
様子で言った。


「うん。寂しかったよ〜(笑)」


と泣き真似をしながら
レイジの胸に顔をスリスリしながら
脇腹をコショコショとくすぐった


「…ミカ!ちょっ(笑)
やめて!!(笑)あははは(笑)
ちょっ!マジで!!(笑)
ぎゃはははは(笑)
いいのかな??
そんな事しちゃって〜」



今度は私がレイジのくすぐりの
餌食に…


「あははははは(笑)すみません!
ごめんなさい(笑)うははは(笑)
降参です〜(笑)」
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