前編 かすみ草の恋 ー大学生編ー
もう少しで口が触れるその時!!
有坂くんが誰かの凄い力に寄って
引き離されて
瞬時にその人が私の肩を抱き寄せて
背中をさすってくれた。
「残念でしたっ!!!
そこまでっ!!!!」
ギュッと唇を噛み締めて
目をつぶってた私は
恐る恐る目を開けると
「た たけおくんっ!!!」
「ミカ…大丈夫か??」
「このクソガキがっ!!
俺のかわいい妹に何してんだっ?!」
女の子たちの悲鳴は
健夫くんだったのね…
「うっせぇぇっ!!!
妹だと?!兄貴がしゃしゃってんじゃ
ねーよっ!!」
と言って有坂くんは健夫くんを
睨みつけると、自分の方に
私の腕を引っ張って
引き寄せようとした
その腕はまた誰かの手に寄って
引き離され
間髪入れずにその人は有坂くんを
ぶん殴ると、健夫くんの
腕の中からも引き離され
ギュッと抱き締められた…
この腕の中は顔が見えなくてもわかる
「レイジ〜‼︎‼︎‼︎こわかったよ〜!!」
私はレイジの胸に顔を摺り寄せた
「ミカ…遅くなってごめんな
もう大丈夫だ」
と言って私の背中を優しく
撫でてくれた
「おっせぇよ!
顔面凶器野郎が(笑)」
「すいません。本当に助かりました。
かなり足元が悪くて…
てか、いくら健夫君でも
ミカを抱き締めるのはダメでしょ!」
「ミカは俺のかわいい妹だから
いいじゃねぇかよ(笑)
でもまぁ、良かった……
俺らが学生の時、俺が側にいたのにも
関わらず、天は俺の目の前でキス
されちまったからな……
今回ミカを守れて良かった(笑)」
えっ?
その言葉にレイジの胸から
ガバッと顔を離して
「えっ?天ちゃん
そんな事があったの??
かわいそう……」
「まぁな(笑)
ミカ、何かあったら俺に言うんだぞ?
兄ちゃんが助けてやるから」
と言って健夫くんが私の頭を撫でると
レイジが健夫くんの手を
パシンッと弾いて
「ミカにさわらないっ!」
「へいへい!
おい、ミカ!礼二の独占欲は
はんぱじゃねぇな〜」
健夫くんだって、凄いじゃない…(笑)
その時、有坂くんがパイプ椅子を
レイジにおもいっきり
振り下ろした
レイジは私を片方の腕で守ると
もう片方の腕でぶつかる寸前で
キャッチした
「このクソガキがっ……!」
と言って健夫くんが有坂くんに
掴みかかろうとしたら
「健夫君…大丈夫だから…
これは俺の問題だから……」
と言って、キャッチしたパイプ椅子を
有坂くんに向かってぶん投げると
「てめぇ、ミカに当たったら
どうすんだよっ!!
健夫君、ミカを頼む…」
と言って私を健夫くんの方に
行かせると
健夫くんは私の肩を抱き寄せた
「ミカ、ちょっと礼二から離れとけ」
「ちょっ!待った!健夫君
ミカにさわっていいとは言ってない」
「はいはい!わかりましたよ!」
と健夫くんは私を見て
優しく笑うと私の肩から手を離した
レイジはそれを見届けると
凄い怖い顔をして有坂くんの方を
向き、凄く低くて怖い声で
「この前言ったはずだけど?
ミカはやらないって。
強引に迫ってミカを怖がらせやがって
中学の時にいっこ下の俺に
ボコられた元N中のアタマの有坂くん」
「はぁっ?!俺こそこの前
言ったはずだけど?
力ずくでも奪うって。
中学の時俺に返り討ちにされて
ボッコボコにされた
元S中のアタマの山田礼二くん」
えっ?
レイジと有坂くん知り合いなの?
確か、中学の時レイジの
友達が他校の子にボッコボコにされて
1人で乗り込んで傷だらけで帰ってきた
時があったっけ……
レイジは不良ってわけではなかったけど
ヤンチャな部分はあって
喧嘩がものすごく強いから
中2の時点で学校一強いと言われてた。
喧嘩してもほぼ無傷で帰ってくるのに
あの時は身体中傷だらけで帰ってきた
からあの時の事はよく覚えてる。
その相手が有坂くん??!!
すると、有坂くんが落ちてる
パイプ椅子を拾ってレイジに投げつけた
レイジはそれをキャッチすると
地面に叩きつけた
レイジ!!!!
いやだ!前みたいに傷だらけに
なったら嫌だよ!!
私は思わず飛び出そうとしたら
健夫くんに引き戻された
「だって、レイジが……」
と訴えるような目で
健夫くんを見たけど
健夫くんは私の手を離さず
首を横に降った。
有坂くんが誰かの凄い力に寄って
引き離されて
瞬時にその人が私の肩を抱き寄せて
背中をさすってくれた。
「残念でしたっ!!!
そこまでっ!!!!」
ギュッと唇を噛み締めて
目をつぶってた私は
恐る恐る目を開けると
「た たけおくんっ!!!」
「ミカ…大丈夫か??」
「このクソガキがっ!!
俺のかわいい妹に何してんだっ?!」
女の子たちの悲鳴は
健夫くんだったのね…
「うっせぇぇっ!!!
妹だと?!兄貴がしゃしゃってんじゃ
ねーよっ!!」
と言って有坂くんは健夫くんを
睨みつけると、自分の方に
私の腕を引っ張って
引き寄せようとした
その腕はまた誰かの手に寄って
引き離され
間髪入れずにその人は有坂くんを
ぶん殴ると、健夫くんの
腕の中からも引き離され
ギュッと抱き締められた…
この腕の中は顔が見えなくてもわかる
「レイジ〜‼︎‼︎‼︎こわかったよ〜!!」
私はレイジの胸に顔を摺り寄せた
「ミカ…遅くなってごめんな
もう大丈夫だ」
と言って私の背中を優しく
撫でてくれた
「おっせぇよ!
顔面凶器野郎が(笑)」
「すいません。本当に助かりました。
かなり足元が悪くて…
てか、いくら健夫君でも
ミカを抱き締めるのはダメでしょ!」
「ミカは俺のかわいい妹だから
いいじゃねぇかよ(笑)
でもまぁ、良かった……
俺らが学生の時、俺が側にいたのにも
関わらず、天は俺の目の前でキス
されちまったからな……
今回ミカを守れて良かった(笑)」
えっ?
その言葉にレイジの胸から
ガバッと顔を離して
「えっ?天ちゃん
そんな事があったの??
かわいそう……」
「まぁな(笑)
ミカ、何かあったら俺に言うんだぞ?
兄ちゃんが助けてやるから」
と言って健夫くんが私の頭を撫でると
レイジが健夫くんの手を
パシンッと弾いて
「ミカにさわらないっ!」
「へいへい!
おい、ミカ!礼二の独占欲は
はんぱじゃねぇな〜」
健夫くんだって、凄いじゃない…(笑)
その時、有坂くんがパイプ椅子を
レイジにおもいっきり
振り下ろした
レイジは私を片方の腕で守ると
もう片方の腕でぶつかる寸前で
キャッチした
「このクソガキがっ……!」
と言って健夫くんが有坂くんに
掴みかかろうとしたら
「健夫君…大丈夫だから…
これは俺の問題だから……」
と言って、キャッチしたパイプ椅子を
有坂くんに向かってぶん投げると
「てめぇ、ミカに当たったら
どうすんだよっ!!
健夫君、ミカを頼む…」
と言って私を健夫くんの方に
行かせると
健夫くんは私の肩を抱き寄せた
「ミカ、ちょっと礼二から離れとけ」
「ちょっ!待った!健夫君
ミカにさわっていいとは言ってない」
「はいはい!わかりましたよ!」
と健夫くんは私を見て
優しく笑うと私の肩から手を離した
レイジはそれを見届けると
凄い怖い顔をして有坂くんの方を
向き、凄く低くて怖い声で
「この前言ったはずだけど?
ミカはやらないって。
強引に迫ってミカを怖がらせやがって
中学の時にいっこ下の俺に
ボコられた元N中のアタマの有坂くん」
「はぁっ?!俺こそこの前
言ったはずだけど?
力ずくでも奪うって。
中学の時俺に返り討ちにされて
ボッコボコにされた
元S中のアタマの山田礼二くん」
えっ?
レイジと有坂くん知り合いなの?
確か、中学の時レイジの
友達が他校の子にボッコボコにされて
1人で乗り込んで傷だらけで帰ってきた
時があったっけ……
レイジは不良ってわけではなかったけど
ヤンチャな部分はあって
喧嘩がものすごく強いから
中2の時点で学校一強いと言われてた。
喧嘩してもほぼ無傷で帰ってくるのに
あの時は身体中傷だらけで帰ってきた
からあの時の事はよく覚えてる。
その相手が有坂くん??!!
すると、有坂くんが落ちてる
パイプ椅子を拾ってレイジに投げつけた
レイジはそれをキャッチすると
地面に叩きつけた
レイジ!!!!
いやだ!前みたいに傷だらけに
なったら嫌だよ!!
私は思わず飛び出そうとしたら
健夫くんに引き戻された
「だって、レイジが……」
と訴えるような目で
健夫くんを見たけど
健夫くんは私の手を離さず
首を横に降った。