前編 かすみ草の恋 ー大学生編ー
「もう!またそれ言う〜(笑)
あっ!!そういえばアイリ!!」
と、大声で言って
周りを見渡すと、凄い数の女の子が
私たち4人の周り中を取り囲んでいた
忘れてた!今日はバレンタインだっ!
「レイジ…なんなのコレ??
どういう状況??
そういえば…どうやってあの人集りの
中から来れたの??」
「ああ、アイリちゃんがコレを
投げ入れてくれたから…」
と言ってクシャクシャに丸まった
紙をポケットから出すと
私の手のひらに置いた
その包み紙を開くと
《ミカがピンチ!後ろの扉側》
と書いてあった
「俺の頭に当たってなかったら
見落としてたよ…気がついて良かった
女が邪魔だから、テーブルの上に
乗って後ろの扉側を見たら
そこにも女だけのすげぇ人集りが
できてて……
たから、俺はてっきりミカは
女に囲まれて嫌がらせされてるのかと
思ってた…」
えっ?
さっきはこの辺に女の子の人集りなんて
出来て無かったよね……
なんでだろー?
んんー??
さっきおきた事を思い返してみる
「わかったっ!!!
た た たけおくんだぁっ!!!
健夫くんが来てくれた時に間近で
女の子達の声がしたんだった!」
「あっ!!俺も忘れるところだった!
ミカ、飴持って来たよ!!」
と言って、可愛くラッピングされた袋を私にくれた
「わぁーい!ありがとう(笑)
わざわざここまで来てくれて…
健夫くんが来てくれて
本当本当良かった(笑)」
というと、健夫くんは
私に目線を合わせると
「まさに、危機一髪だったけど
間に合って本当良かったよ(笑)
んっとに!
礼二の奴がおせぇからよ〜
ミカはテンと違って、無自覚で
おっとりしすぎてる所があるからな〜
気をつけて見とかないとダメだぞ?
礼二。」
「健夫君、今回はほんっとに
助かりました!!
でもまさか、健夫君がここにいるとは
思わなかったからびっくりしたけど…
ミカ…本当怖かったよな…
遅くなってごめんな。
足元は悪いわ、女は邪魔だし
なかなか前に進めなくて
健夫君より先に
俺がミカを見つけたかった」
「そんなことっ!
レイジはいつも必ず見つけてくれる。
今だって来てくれてる。
それがどれだけ心強いか……
本当にありがとう(笑)」
すると有坂くんも急に
大きな声をあげて
「あっあああ〜!忘れてた!!
ミカちゃん!何で今日、白い薔薇を
渡したかっていうと、海外の
バレンタインは男から好きな女
に贈り物をするんだって。
と、いうことでこれは貰っといて!」
というと、レイジが有坂くんに
蹴りを入れた
「いてっ!なにすんだよっ!!」
「うっせぇっ!
ミカ…!!そんなもの触るな!
それは俺が貰う!!」
とレイジが言って、有坂くんから
白い薔薇をぶんどると私を
片手で担ぎ上げて
「俺はこの子のチョコしか
受け付けません。ロッカー、下駄箱
机の中、郵送
来たものに関しては全て捨てる!!
以上!!道を開けろぉっ〜!!」
とレイジが大声張り上げると
私を担ぎあげたまま
女の子の集団の中を遠慮無しに
ズカズカ歩き出した
健夫くんも私が女の子にぶつから
ないようにすぐ横を歩いてくれた
きゃーーーー!!!!
女の子の悲鳴が
キャーキャー
かっこいいーー!!
やばいでしょ〜!!
私もうダメ……
と言って倒れる子までいた……
レイジ……私すっごく目立ってない?
…恥ずかしい……
あっ!!そういえばアイリ!!」
と、大声で言って
周りを見渡すと、凄い数の女の子が
私たち4人の周り中を取り囲んでいた
忘れてた!今日はバレンタインだっ!
「レイジ…なんなのコレ??
どういう状況??
そういえば…どうやってあの人集りの
中から来れたの??」
「ああ、アイリちゃんがコレを
投げ入れてくれたから…」
と言ってクシャクシャに丸まった
紙をポケットから出すと
私の手のひらに置いた
その包み紙を開くと
《ミカがピンチ!後ろの扉側》
と書いてあった
「俺の頭に当たってなかったら
見落としてたよ…気がついて良かった
女が邪魔だから、テーブルの上に
乗って後ろの扉側を見たら
そこにも女だけのすげぇ人集りが
できてて……
たから、俺はてっきりミカは
女に囲まれて嫌がらせされてるのかと
思ってた…」
えっ?
さっきはこの辺に女の子の人集りなんて
出来て無かったよね……
なんでだろー?
んんー??
さっきおきた事を思い返してみる
「わかったっ!!!
た た たけおくんだぁっ!!!
健夫くんが来てくれた時に間近で
女の子達の声がしたんだった!」
「あっ!!俺も忘れるところだった!
ミカ、飴持って来たよ!!」
と言って、可愛くラッピングされた袋を私にくれた
「わぁーい!ありがとう(笑)
わざわざここまで来てくれて…
健夫くんが来てくれて
本当本当良かった(笑)」
というと、健夫くんは
私に目線を合わせると
「まさに、危機一髪だったけど
間に合って本当良かったよ(笑)
んっとに!
礼二の奴がおせぇからよ〜
ミカはテンと違って、無自覚で
おっとりしすぎてる所があるからな〜
気をつけて見とかないとダメだぞ?
礼二。」
「健夫君、今回はほんっとに
助かりました!!
でもまさか、健夫君がここにいるとは
思わなかったからびっくりしたけど…
ミカ…本当怖かったよな…
遅くなってごめんな。
足元は悪いわ、女は邪魔だし
なかなか前に進めなくて
健夫君より先に
俺がミカを見つけたかった」
「そんなことっ!
レイジはいつも必ず見つけてくれる。
今だって来てくれてる。
それがどれだけ心強いか……
本当にありがとう(笑)」
すると有坂くんも急に
大きな声をあげて
「あっあああ〜!忘れてた!!
ミカちゃん!何で今日、白い薔薇を
渡したかっていうと、海外の
バレンタインは男から好きな女
に贈り物をするんだって。
と、いうことでこれは貰っといて!」
というと、レイジが有坂くんに
蹴りを入れた
「いてっ!なにすんだよっ!!」
「うっせぇっ!
ミカ…!!そんなもの触るな!
それは俺が貰う!!」
とレイジが言って、有坂くんから
白い薔薇をぶんどると私を
片手で担ぎ上げて
「俺はこの子のチョコしか
受け付けません。ロッカー、下駄箱
机の中、郵送
来たものに関しては全て捨てる!!
以上!!道を開けろぉっ〜!!」
とレイジが大声張り上げると
私を担ぎあげたまま
女の子の集団の中を遠慮無しに
ズカズカ歩き出した
健夫くんも私が女の子にぶつから
ないようにすぐ横を歩いてくれた
きゃーーーー!!!!
女の子の悲鳴が
キャーキャー
かっこいいーー!!
やばいでしょ〜!!
私もうダメ……
と言って倒れる子までいた……
レイジ……私すっごく目立ってない?
…恥ずかしい……