前編 かすみ草の恋 ー大学生編ー
背の高いレイジに担がれてる私は
すんごく目立つため、出来るだけ周りを見ないように下を向いていると
「ミカァ〜ッ!!!」
と、アイリの大きな声でハッとして
顔をあげると
いつの間にか、女の子の集団が
だいぶ少なくなっていて
その先にアイリとテッタくんが心配そうに私を見上げていた
そのすぐ後ろに
トシヤくん、ユウタロウくん
ライタくんがニヤニヤと笑いながら
レイジを見ていた
「レイジ…ありがとう…
もう大丈夫だから…おろして…
恥ずかしいし……」
「ああ、わかった…」
と言って、レイジは私を下ろしてくれた
するとすぐにアイリが駆け寄ってきて
「ミカっ!ごめんね!!
大丈夫だった??」
と、不安気な顔して
心配そうに言うから
さっきの事が走馬灯のように
頭の中をよぎり
一気に込み上げてきて…
止めようと必死に堪えても
涙がボロボロ溢れてきて
「うんうん…アイリ…ありがとう
でも…でも… うぇーーん」
するとレイジが私を後ろから
包み込むように抱きしめて
「ミカ…ごめんな……」
って、優しい声で言うから
「…なんで? っく…うぅっ…
レイジは全然悪くないっ…
私が…私が……うぅっ…っく
ダメなんだもん…みんな…
うぅっ……悪くないもんっ……
私がしっかりしてないからだもん!
私がみんなを傷つけたんだもん!
ごめんなさい……うぅっ…
レイジの側にいても…いいの?」
「ミカなにいってんだよっ!!
お前は何もしてねぇよっ!
有坂の奴が勝手に暴走しただけだし
あいつが勝手にお前を好きになった
だけだし…でも、はっきり言って
ミカがあいつを選んでも俺は
絶対離れないから!
年期が違うんだよっ!いつから
オマエだけを見てると思ってんだ!
何があってもミカから離れない!!
俺の側にいなきゃ絶対許さない!
俺以外を好きになったら
絶対許さない!!」
と言って、ギューッと抱き締める力を
強めたレイジ
すると健夫くんが私の目線に
顔を落として
「ミカは、礼二や有坂の傷を見て
怖かったよなぁ?かわいそうに…
ミカは人一倍優しいから自分の
せいでって思ってるかもしれねぇけど
それは間違いだ(笑)
男ってのは大事なモノを守る時や
大事なモノが欲しい時は
周りが見えなくなってムチャクチャ
やる時があるんだ(笑)
こいつらはこいつらで勝手にやるから
ミカは何も気に止める事は
ないんだよ?」
「…た た たけおくん…っく……
うぅっ…いいの??
レイジといてもレイジ傷つかない?」
「うーーん。それはわからないけど…
こいつはミカの事となったら
また暴れるよ(笑)
でも、ミカ誤解するなよ?
いっくら身体に傷がついたってなんてことないんだよ。男ってのは(笑)
こいつにとって一番の傷はミカが離れていく事なんだよ?身体の傷なんかより心の傷のが1000倍キツイんだ。
ミカは礼二の事好きか?」
「大好きに決まってるよ…」
「じゃぁ、余計な事気にすんな(笑)」
と、言って優しく微笑むと
私の頭を撫でた健夫くん
その手をレイジが
パンッとはたくと
「だから、ミカにさわらないっ!!
てか、ミカ…かわいすぎる!!
怖がらせてごめんな…
でも、綺麗事言ってもしょうがないから言うけど、ミカの事となると俺はまたやると思う。ミカの事が好きすぎて
抑えが効かないんだ。」
「レイジの側にいてもいいの?」
「いなきゃ絶対ダメ!!
てか、離れて行こうとしても
しがみついてでも離さない(笑)」
って言うと、私を抱き締める力を
ギュッと強めた。
すんごく目立つため、出来るだけ周りを見ないように下を向いていると
「ミカァ〜ッ!!!」
と、アイリの大きな声でハッとして
顔をあげると
いつの間にか、女の子の集団が
だいぶ少なくなっていて
その先にアイリとテッタくんが心配そうに私を見上げていた
そのすぐ後ろに
トシヤくん、ユウタロウくん
ライタくんがニヤニヤと笑いながら
レイジを見ていた
「レイジ…ありがとう…
もう大丈夫だから…おろして…
恥ずかしいし……」
「ああ、わかった…」
と言って、レイジは私を下ろしてくれた
するとすぐにアイリが駆け寄ってきて
「ミカっ!ごめんね!!
大丈夫だった??」
と、不安気な顔して
心配そうに言うから
さっきの事が走馬灯のように
頭の中をよぎり
一気に込み上げてきて…
止めようと必死に堪えても
涙がボロボロ溢れてきて
「うんうん…アイリ…ありがとう
でも…でも… うぇーーん」
するとレイジが私を後ろから
包み込むように抱きしめて
「ミカ…ごめんな……」
って、優しい声で言うから
「…なんで? っく…うぅっ…
レイジは全然悪くないっ…
私が…私が……うぅっ…っく
ダメなんだもん…みんな…
うぅっ……悪くないもんっ……
私がしっかりしてないからだもん!
私がみんなを傷つけたんだもん!
ごめんなさい……うぅっ…
レイジの側にいても…いいの?」
「ミカなにいってんだよっ!!
お前は何もしてねぇよっ!
有坂の奴が勝手に暴走しただけだし
あいつが勝手にお前を好きになった
だけだし…でも、はっきり言って
ミカがあいつを選んでも俺は
絶対離れないから!
年期が違うんだよっ!いつから
オマエだけを見てると思ってんだ!
何があってもミカから離れない!!
俺の側にいなきゃ絶対許さない!
俺以外を好きになったら
絶対許さない!!」
と言って、ギューッと抱き締める力を
強めたレイジ
すると健夫くんが私の目線に
顔を落として
「ミカは、礼二や有坂の傷を見て
怖かったよなぁ?かわいそうに…
ミカは人一倍優しいから自分の
せいでって思ってるかもしれねぇけど
それは間違いだ(笑)
男ってのは大事なモノを守る時や
大事なモノが欲しい時は
周りが見えなくなってムチャクチャ
やる時があるんだ(笑)
こいつらはこいつらで勝手にやるから
ミカは何も気に止める事は
ないんだよ?」
「…た た たけおくん…っく……
うぅっ…いいの??
レイジといてもレイジ傷つかない?」
「うーーん。それはわからないけど…
こいつはミカの事となったら
また暴れるよ(笑)
でも、ミカ誤解するなよ?
いっくら身体に傷がついたってなんてことないんだよ。男ってのは(笑)
こいつにとって一番の傷はミカが離れていく事なんだよ?身体の傷なんかより心の傷のが1000倍キツイんだ。
ミカは礼二の事好きか?」
「大好きに決まってるよ…」
「じゃぁ、余計な事気にすんな(笑)」
と、言って優しく微笑むと
私の頭を撫でた健夫くん
その手をレイジが
パンッとはたくと
「だから、ミカにさわらないっ!!
てか、ミカ…かわいすぎる!!
怖がらせてごめんな…
でも、綺麗事言ってもしょうがないから言うけど、ミカの事となると俺はまたやると思う。ミカの事が好きすぎて
抑えが効かないんだ。」
「レイジの側にいてもいいの?」
「いなきゃ絶対ダメ!!
てか、離れて行こうとしても
しがみついてでも離さない(笑)」
って言うと、私を抱き締める力を
ギュッと強めた。