前編 かすみ草の恋 ー大学生編ー
今回は予想をはるかに越えていた。
俺だけだったら絶対ここまで酷い目に合わないような気がする…
昼休み…
「おいっ!レイジのせいで
いつもより散々だよっ!!」
と、ライタが俺を睨みながら
不機嫌にカレーを口に運んでいる。
「はぁっ?俺だって、こんな酷いの
今回が初めてなんですけど?
お前のせいでもあるだろっ!!」
「まぁ、とりあえず早く食って
早く退散しようぜ!!」
と、ユウタロウが言うと
トシヤが合流してきた。
「おいっ!オマエらこの状況で
俺を1人にするなよっ!!」
と言って輪に入ってきたのはいいけど
「トシヤ来んなよっ!!女の大群が
また増えちまったじゃねぇか!!」
とユウタロウがトシヤに文句言ってる
トシヤが来た事に寄って
また女の量が…更に膨れ上がった
しかもトシヤが引き連れて来た女達は
どことなく更に目がギラギラしてる
この大学は学部がたくさんあって
生徒が2000人くらいいるらしいから
キャンパスも広く、カフェやレストランもたくさんあって普段はここまで囲まれる事は無いけど、今日は最悪デーの
バレンタインのせいで
俺らの周りは目をギラギラさせた女達がひしめき合っている。
500人は収容できる、1番大きな学食へ
来たんだけど、俺らの周りを取り囲むようにしているから隅々まで見渡せない。
はぁ
本当最悪だ
酸素は薄いし
食べてる所をじーっと見られてて
食欲も失せるわっ!
それでも、ここでビビってると思われると容赦無くあの集団に揉みくちゃにされるだろう…
ミカから貰った時計も壊れちまう。
俺はムスッとしながらも炒飯を
口の中にかっ込みながら
「いいか?絶対に受け取るなよっ?
欲しい奴のなら貰うべきだけど…」
と言うと、ライタとユウタロウが
「「そんな奴いないっ!!」」
「ならいいけど…
可哀想だと思って受け取ったら
ヤバイ事になるかんなっ!
わかるだろっ?」
と言うと
「実は俺
受け取ろうとしちゃったんだよ…
泣き出しちゃった子がいて……
でも、そしたら女達の目付きが変わって
揉みくちゃにされたから、慌てて返したんだけど……見てこれ?!」
と言って、服を捲ると腕や首の所に
引っ掻き傷がたくさん出来ていた…
悲惨……
確かにトシヤの引き連れて来た女達は
戦闘モードオンに入ってる感じだ
こわっ
ぷっ(笑)
「ぶははっ(笑)大丈夫かトシヤ?
でも、これに懲りたなら滅多なことでは
心動かすなよ!」
「ああ、痛感してる…」
「おっおいっ!!
レイジ笑うなっ!!」
女達が一歩前進してきたのを
見逃さなかったライタが慌てて
言うから
「ああ、わりぃ!」
と言って、また無表情に戻した
とりあえず、早く食っちまおうと言うことになり、4人で一気に食事をかき込むと
今度はこの学食からどうやって外に出るかを考えていると
俺の頭に皺くちゃになった紙切れが
飛んできた
「なんなんだよっ!これは!」
イタズラにしては酷いな…
逆恨みか??
と思いながらも
開いて見てみると
俺だけだったら絶対ここまで酷い目に合わないような気がする…
昼休み…
「おいっ!レイジのせいで
いつもより散々だよっ!!」
と、ライタが俺を睨みながら
不機嫌にカレーを口に運んでいる。
「はぁっ?俺だって、こんな酷いの
今回が初めてなんですけど?
お前のせいでもあるだろっ!!」
「まぁ、とりあえず早く食って
早く退散しようぜ!!」
と、ユウタロウが言うと
トシヤが合流してきた。
「おいっ!オマエらこの状況で
俺を1人にするなよっ!!」
と言って輪に入ってきたのはいいけど
「トシヤ来んなよっ!!女の大群が
また増えちまったじゃねぇか!!」
とユウタロウがトシヤに文句言ってる
トシヤが来た事に寄って
また女の量が…更に膨れ上がった
しかもトシヤが引き連れて来た女達は
どことなく更に目がギラギラしてる
この大学は学部がたくさんあって
生徒が2000人くらいいるらしいから
キャンパスも広く、カフェやレストランもたくさんあって普段はここまで囲まれる事は無いけど、今日は最悪デーの
バレンタインのせいで
俺らの周りは目をギラギラさせた女達がひしめき合っている。
500人は収容できる、1番大きな学食へ
来たんだけど、俺らの周りを取り囲むようにしているから隅々まで見渡せない。
はぁ
本当最悪だ
酸素は薄いし
食べてる所をじーっと見られてて
食欲も失せるわっ!
それでも、ここでビビってると思われると容赦無くあの集団に揉みくちゃにされるだろう…
ミカから貰った時計も壊れちまう。
俺はムスッとしながらも炒飯を
口の中にかっ込みながら
「いいか?絶対に受け取るなよっ?
欲しい奴のなら貰うべきだけど…」
と言うと、ライタとユウタロウが
「「そんな奴いないっ!!」」
「ならいいけど…
可哀想だと思って受け取ったら
ヤバイ事になるかんなっ!
わかるだろっ?」
と言うと
「実は俺
受け取ろうとしちゃったんだよ…
泣き出しちゃった子がいて……
でも、そしたら女達の目付きが変わって
揉みくちゃにされたから、慌てて返したんだけど……見てこれ?!」
と言って、服を捲ると腕や首の所に
引っ掻き傷がたくさん出来ていた…
悲惨……
確かにトシヤの引き連れて来た女達は
戦闘モードオンに入ってる感じだ
こわっ
ぷっ(笑)
「ぶははっ(笑)大丈夫かトシヤ?
でも、これに懲りたなら滅多なことでは
心動かすなよ!」
「ああ、痛感してる…」
「おっおいっ!!
レイジ笑うなっ!!」
女達が一歩前進してきたのを
見逃さなかったライタが慌てて
言うから
「ああ、わりぃ!」
と言って、また無表情に戻した
とりあえず、早く食っちまおうと言うことになり、4人で一気に食事をかき込むと
今度はこの学食からどうやって外に出るかを考えていると
俺の頭に皺くちゃになった紙切れが
飛んできた
「なんなんだよっ!これは!」
イタズラにしては酷いな…
逆恨みか??
と思いながらも
開いて見てみると