前編 かすみ草の恋 ー大学生編ー
あと1メートルという所まで有坂くんが
近付いてきた所で
アイリが有坂くんの喉元の所に
デッキブラシの先を突き出した。
「おっとと…危ない危ない…
そうだった。ミカちゃんはアイリと友だちだったんだ…小さくて力も無い
友だちもいない
でも確か棒さえ持ってればスゲぇ強くて
その辺のヤンキーにだって負けなかったよなぁ〜アイリは…
棒さえ持ってればの話だけどね(笑)
俺は女とやり合う趣味は持ち合わせていないから、これはいらないでしょ」
と、言ってアイリから簡単に棒を取り上げると周りを気にする事なく放り投げた
アイリ…剣道やってるのね……
レイジの剣道の練習を見に行って
楽しそうで、私も少しだけ経験がある。
あの速さはアイリは凄く強いのね
男の人でもかなわないくらいに…
でも、そのアイリの突きを瞬時に
判断して一瞬にして形勢逆転しちゃう
有坂くんは……恐ろしいくらいに超越してるのかもしれない。
するとそのデッキブラシを拾った取り巻きの男の人が
「てめぇ、このくそアマがっ!!
女のくせに調子に乗ってん
じゃねぇぞ!!」
アイリに向かってきたけど
涼しい顔してその男の人を見てる。
「おいっ!やめとけって…」
と有坂くんはその男の人にもさっきと
同じ事を言った瞬間に
テッタくんが男からデッキブラシを
取り上げるとそれでおもいっきりその人の背中を強打した後に真っ二つに折ってしまった。
「あ〜あ、だからやめておけって言ったじゃん。ギャラリーも増えちゃったし
もう行こうぜ…
俺のお姫様を怖がらせちゃうしな(笑)
うーーん、スカした王子様の戦力はヤバそうだな…こっちはこんなんばっかだからまだまだたりないなぁ〜
おまえらぁ〜行こうぜぇ〜
ミカちゃん、またね(笑)
ここの所、痛かったでしょ??
可哀想に…でもミカちゃんはカワイイから大丈夫」
と言うと、私の口の端の傷を
サラリと触ると
「ミカちゃんの口を触っちゃったぁ〜」
と言いながら、取り巻きの男の人たちと
楽しそうに戻って行った。
近付いてきた所で
アイリが有坂くんの喉元の所に
デッキブラシの先を突き出した。
「おっとと…危ない危ない…
そうだった。ミカちゃんはアイリと友だちだったんだ…小さくて力も無い
友だちもいない
でも確か棒さえ持ってればスゲぇ強くて
その辺のヤンキーにだって負けなかったよなぁ〜アイリは…
棒さえ持ってればの話だけどね(笑)
俺は女とやり合う趣味は持ち合わせていないから、これはいらないでしょ」
と、言ってアイリから簡単に棒を取り上げると周りを気にする事なく放り投げた
アイリ…剣道やってるのね……
レイジの剣道の練習を見に行って
楽しそうで、私も少しだけ経験がある。
あの速さはアイリは凄く強いのね
男の人でもかなわないくらいに…
でも、そのアイリの突きを瞬時に
判断して一瞬にして形勢逆転しちゃう
有坂くんは……恐ろしいくらいに超越してるのかもしれない。
するとそのデッキブラシを拾った取り巻きの男の人が
「てめぇ、このくそアマがっ!!
女のくせに調子に乗ってん
じゃねぇぞ!!」
アイリに向かってきたけど
涼しい顔してその男の人を見てる。
「おいっ!やめとけって…」
と有坂くんはその男の人にもさっきと
同じ事を言った瞬間に
テッタくんが男からデッキブラシを
取り上げるとそれでおもいっきりその人の背中を強打した後に真っ二つに折ってしまった。
「あ〜あ、だからやめておけって言ったじゃん。ギャラリーも増えちゃったし
もう行こうぜ…
俺のお姫様を怖がらせちゃうしな(笑)
うーーん、スカした王子様の戦力はヤバそうだな…こっちはこんなんばっかだからまだまだたりないなぁ〜
おまえらぁ〜行こうぜぇ〜
ミカちゃん、またね(笑)
ここの所、痛かったでしょ??
可哀想に…でもミカちゃんはカワイイから大丈夫」
と言うと、私の口の端の傷を
サラリと触ると
「ミカちゃんの口を触っちゃったぁ〜」
と言いながら、取り巻きの男の人たちと
楽しそうに戻って行った。