前編 かすみ草の恋 ー大学生編ー
いなくなって落ち着いた所で
「あっ!えーと、、
ミカなんだけど。
サークルの勧誘がしつこくて
少し時間がかかるらしい。
メール入れたみたいなんだけど
既読になってないから
レイジくんは女子たちに揉みくちゃに
されてるんじゃないかと心配してたから
伝言しにきた。
メール見て。なるべく急ぐ。ごめんね!だって。
でも、ここからは私のお節介!
ミカ目当てで毎日のように勧誘に来る奴がいるの。
ミカが何回断わっても
私が何言っても全然ダメなの。
テッタがいたら良かったんだけど
テッタは部活でこの大学に入ったようなもんだから…
授業終わったらすぐに部活に行っちゃったし、私もマネージャーやってるから
もう行かなくちゃならないの!」
なんだってぇ!
俺は慌てて携帯を見ると
メールが一件入ってた
レイジごめんね!
ちょっとバタバタしてて
すぐにいけないからいつもの喫茶店
で待っててくれるかな?
珈琲一杯奢らせて頂きます!!
なるべく急ぎます!!
このお人好しがっ!
「んで、ミカはどこ??」
「A棟のピロティの所で捕まってる」
「わかった。すぐ行く
ありがとなっ!」
俺はA棟のピロティに全速力で向かった
ミカはピロティの端っこの方に追いつめられていた
話し声が聞こえてきた
「あの!すみません!!
私約束があって、急いでるので!!
サークルに入る気は今の所ないので。
ごめんなさい」
「じゃぁわかった。
サークルは諦める。
その変わりミカちゃん
俺と付き合って?」
「はっ?」
「だから、ミカちゃんと俺は
今から彼氏と彼女!いい??」
と言ってミカの手首を掴んで
自分の方に引き寄せようとしていた
「えっ!えっ!!
困りますっ!!!
大好きな人がいるんです!!」
ブチッ
てめぇ
俺は急いでその男の腕をミカから
引き離して
ミカを俺の腕の中に閉じ込めた
「てめぇ、俺のもんに触るんじゃねぇ」
「はぁっ!?
てめぇは山田礼二じゃねぇか!
なんの用だよ?
俺とミカちゃんの問題に首突っ込むな!
たった今俺はミカちゃんの彼氏になったんだ!
お前こそミカちゃんを離せ!」
と突っかかってきた
「ふざけんなっ!
ミカは一言もお前と付き合うなんて
言ってねぇし。
それにミカは俺と
付き合ってるんだけど!
勝手に言いくるめてミカをモノにしようったってそうはいかねぇぞ!」
「ミカちゃん……
その話、本当??
山田礼二と付き合ってるの?
大好きな人って??」
「はい… 本当です。
あなたの気持ちにはこたえられません。
私はレイジが大好きなんです。
ごめんなさい」
俺の腕をギュッとつかみながら
ミカが言った。
「…ミカちゃん……わかったよ。
でも俺はまだ諦めないからっ!」
と言って男は逃げるように退散した
その背中に向かって俺は言った
「諦める諦めないは自由だけど
ミカに2度と近付くんじゃねぇぞ!
次ミカに触ったら
ただじゃおかねぇかんなっ!」
「あっ!えーと、、
ミカなんだけど。
サークルの勧誘がしつこくて
少し時間がかかるらしい。
メール入れたみたいなんだけど
既読になってないから
レイジくんは女子たちに揉みくちゃに
されてるんじゃないかと心配してたから
伝言しにきた。
メール見て。なるべく急ぐ。ごめんね!だって。
でも、ここからは私のお節介!
ミカ目当てで毎日のように勧誘に来る奴がいるの。
ミカが何回断わっても
私が何言っても全然ダメなの。
テッタがいたら良かったんだけど
テッタは部活でこの大学に入ったようなもんだから…
授業終わったらすぐに部活に行っちゃったし、私もマネージャーやってるから
もう行かなくちゃならないの!」
なんだってぇ!
俺は慌てて携帯を見ると
メールが一件入ってた
レイジごめんね!
ちょっとバタバタしてて
すぐにいけないからいつもの喫茶店
で待っててくれるかな?
珈琲一杯奢らせて頂きます!!
なるべく急ぎます!!
このお人好しがっ!
「んで、ミカはどこ??」
「A棟のピロティの所で捕まってる」
「わかった。すぐ行く
ありがとなっ!」
俺はA棟のピロティに全速力で向かった
ミカはピロティの端っこの方に追いつめられていた
話し声が聞こえてきた
「あの!すみません!!
私約束があって、急いでるので!!
サークルに入る気は今の所ないので。
ごめんなさい」
「じゃぁわかった。
サークルは諦める。
その変わりミカちゃん
俺と付き合って?」
「はっ?」
「だから、ミカちゃんと俺は
今から彼氏と彼女!いい??」
と言ってミカの手首を掴んで
自分の方に引き寄せようとしていた
「えっ!えっ!!
困りますっ!!!
大好きな人がいるんです!!」
ブチッ
てめぇ
俺は急いでその男の腕をミカから
引き離して
ミカを俺の腕の中に閉じ込めた
「てめぇ、俺のもんに触るんじゃねぇ」
「はぁっ!?
てめぇは山田礼二じゃねぇか!
なんの用だよ?
俺とミカちゃんの問題に首突っ込むな!
たった今俺はミカちゃんの彼氏になったんだ!
お前こそミカちゃんを離せ!」
と突っかかってきた
「ふざけんなっ!
ミカは一言もお前と付き合うなんて
言ってねぇし。
それにミカは俺と
付き合ってるんだけど!
勝手に言いくるめてミカをモノにしようったってそうはいかねぇぞ!」
「ミカちゃん……
その話、本当??
山田礼二と付き合ってるの?
大好きな人って??」
「はい… 本当です。
あなたの気持ちにはこたえられません。
私はレイジが大好きなんです。
ごめんなさい」
俺の腕をギュッとつかみながら
ミカが言った。
「…ミカちゃん……わかったよ。
でも俺はまだ諦めないからっ!」
と言って男は逃げるように退散した
その背中に向かって俺は言った
「諦める諦めないは自由だけど
ミカに2度と近付くんじゃねぇぞ!
次ミカに触ったら
ただじゃおかねぇかんなっ!」