前編 かすみ草の恋 ー大学生編ー
山田礼二
無事に抜糸も終え、撮影も終え
数日が過ぎ、いつも通りの日常が戻ってきた。
有坂の方はまだ動く様子は無いだろう。
有坂は目の傷もそうだけど
俺に肩からおもいっきり落とされた時に右肩を負傷してるはず。
一週間や10日間じゃ治るもんじゃない。
少なくとも、決戦は1ヶ月近く後のはずだ。
昨日、いつものメンバーと明夫君夫妻と
うちで飯食いながら集まって近況報告をした時に
その事を何気なく口に出したら
「礼二くん!でかしたわよっ!
てか、もっと早く言ってよね〜!!
前川の方もなかなか裏が取れなくて
まだ最低でも2週間はかかるって嘆いて
た所なのっ!!」
と舞さんが言った。
「アイリちゃんだっけ?
ミカの方はどう?
剣道の腕は上がったの??」
明夫君がアイリちゃんに尋ねると
「順調です(笑)初めの方は無理させすぎたせいで少し手首を痛めたみたいだけど、ミカの物覚えは勉強と同じくらいに
飲み込みが速いから…
これくらい恋愛の方も成長してもらいんたいんだけど…(笑)
その点は今だに落第点です(笑)」
と、明夫くんの顔を見ながら顔を真っ赤にしながらもアイリちゃんが答えた
「そっかそっかぁ、偉いなぁ〜
ミカは…さすがお兄ちゃんの妹だ。
恋愛??ミカはそれでいいんだよー!
悪い虫はお兄ちゃんがつまんでポイッと
しちゃうからなぁ〜」
てか、明夫君といい、健夫君といい
シスコンはんぱじゃねぇな!
やめてくれぇ!
それは俺のセリフだってば!!
「明夫くん、アイリ先生の剣道の指導は
凄いから。なんとか昔やってたくらいには戻ってきたよ(笑)」
「ミカちゃん、なんならウチに来て
柔道もやる??」
と舞さんが言うと
今日は例の話は極力せずに
近況報告みたいな感じだったので
陸人も来ていて
「ミカ!俺が教えてやるよ!!(笑)」
と言って嬉しそうに陸人がミカに手を伸ばすと
舞さんが目も止まらぬ速さで陸人の
腕を取って背負い投げを繰り出すと
そのまま関節を取っていた
「いててててっ 母ちゃん痛いよっ!
わかったよぉ!変な事言わないから!」
と陸人がタップをしながら言うと
舞さんが
「本当にっ!
すぐミカちゃんに言い寄る!!
誰に似たのかしら??
所構わずミカちゃんに迫るんだから!
恥をしりなさいっ!!」
ギクッ
断じて陸人は俺には似てないけど
ミカを除く全員が俺をチラッと見るから
「なんだよっ!俺じゃねぇよ!
健夫くんにでも似たんじゃねぇの?
天さんにべったりじゃん!!」
と言うとミカが
フッと笑うから
可愛くて思わず手が出ちゃって
ミカを引き寄せようとしたら
陸人も素早く立ち上がって反対側
からミカの腕をグイッと引き寄せようとするから
「おいっ!陸人!!
ミカに触るんじゃねぇ」
「うっせぇ!
ちょっと強くて背ぇ高くて
顔がいいからって!!
お前なんかミカの暇つぶしだっ!
ミカ〜!レイジなんかやめときなよっ!
凶暴だし…ミカがスキスキスキ!!」
と陸人がミカの腕にがっしり捕まって言うと
ミカは顔を真っ赤にさせて
「リッ君!!
お お 大人をからかってはいけません
例え、リッ君でも私はそういうのに
免疫が無いんだから…
どうやって返せばいいのか
困っちゃうんだから……」
「からかってねぇよっ!
この俺のどこがそう言うふうに見えるんだ!ミカが可愛くて目をつけてたのは
この俺なんだぞ!
って!いててててっ!
父さんわかったよ!」
明夫くんが陸人をギロッと睨んでゲンコツをお見舞いすると
さすがの陸人も黙った(笑)
へへーん
ざまぁみやがれ!
俺のミカに変な事言うからだっ!
それに俺はお前くらいの時からミカに目をつけてたんだっ!!
お前よりはるか昔になっ!!
ふんっ!!
「レイジ…お前今中坊の陸人が
殴られてるの見て、ざまぁみろ!って
思っただろ?
お前、本当ミカちゃんの事となると
どうしようもないほどに余裕なしだな」
とテッタ君が言うと
みんな笑った。
数日が過ぎ、いつも通りの日常が戻ってきた。
有坂の方はまだ動く様子は無いだろう。
有坂は目の傷もそうだけど
俺に肩からおもいっきり落とされた時に右肩を負傷してるはず。
一週間や10日間じゃ治るもんじゃない。
少なくとも、決戦は1ヶ月近く後のはずだ。
昨日、いつものメンバーと明夫君夫妻と
うちで飯食いながら集まって近況報告をした時に
その事を何気なく口に出したら
「礼二くん!でかしたわよっ!
てか、もっと早く言ってよね〜!!
前川の方もなかなか裏が取れなくて
まだ最低でも2週間はかかるって嘆いて
た所なのっ!!」
と舞さんが言った。
「アイリちゃんだっけ?
ミカの方はどう?
剣道の腕は上がったの??」
明夫君がアイリちゃんに尋ねると
「順調です(笑)初めの方は無理させすぎたせいで少し手首を痛めたみたいだけど、ミカの物覚えは勉強と同じくらいに
飲み込みが速いから…
これくらい恋愛の方も成長してもらいんたいんだけど…(笑)
その点は今だに落第点です(笑)」
と、明夫くんの顔を見ながら顔を真っ赤にしながらもアイリちゃんが答えた
「そっかそっかぁ、偉いなぁ〜
ミカは…さすがお兄ちゃんの妹だ。
恋愛??ミカはそれでいいんだよー!
悪い虫はお兄ちゃんがつまんでポイッと
しちゃうからなぁ〜」
てか、明夫君といい、健夫君といい
シスコンはんぱじゃねぇな!
やめてくれぇ!
それは俺のセリフだってば!!
「明夫くん、アイリ先生の剣道の指導は
凄いから。なんとか昔やってたくらいには戻ってきたよ(笑)」
「ミカちゃん、なんならウチに来て
柔道もやる??」
と舞さんが言うと
今日は例の話は極力せずに
近況報告みたいな感じだったので
陸人も来ていて
「ミカ!俺が教えてやるよ!!(笑)」
と言って嬉しそうに陸人がミカに手を伸ばすと
舞さんが目も止まらぬ速さで陸人の
腕を取って背負い投げを繰り出すと
そのまま関節を取っていた
「いててててっ 母ちゃん痛いよっ!
わかったよぉ!変な事言わないから!」
と陸人がタップをしながら言うと
舞さんが
「本当にっ!
すぐミカちゃんに言い寄る!!
誰に似たのかしら??
所構わずミカちゃんに迫るんだから!
恥をしりなさいっ!!」
ギクッ
断じて陸人は俺には似てないけど
ミカを除く全員が俺をチラッと見るから
「なんだよっ!俺じゃねぇよ!
健夫くんにでも似たんじゃねぇの?
天さんにべったりじゃん!!」
と言うとミカが
フッと笑うから
可愛くて思わず手が出ちゃって
ミカを引き寄せようとしたら
陸人も素早く立ち上がって反対側
からミカの腕をグイッと引き寄せようとするから
「おいっ!陸人!!
ミカに触るんじゃねぇ」
「うっせぇ!
ちょっと強くて背ぇ高くて
顔がいいからって!!
お前なんかミカの暇つぶしだっ!
ミカ〜!レイジなんかやめときなよっ!
凶暴だし…ミカがスキスキスキ!!」
と陸人がミカの腕にがっしり捕まって言うと
ミカは顔を真っ赤にさせて
「リッ君!!
お お 大人をからかってはいけません
例え、リッ君でも私はそういうのに
免疫が無いんだから…
どうやって返せばいいのか
困っちゃうんだから……」
「からかってねぇよっ!
この俺のどこがそう言うふうに見えるんだ!ミカが可愛くて目をつけてたのは
この俺なんだぞ!
って!いててててっ!
父さんわかったよ!」
明夫くんが陸人をギロッと睨んでゲンコツをお見舞いすると
さすがの陸人も黙った(笑)
へへーん
ざまぁみやがれ!
俺のミカに変な事言うからだっ!
それに俺はお前くらいの時からミカに目をつけてたんだっ!!
お前よりはるか昔になっ!!
ふんっ!!
「レイジ…お前今中坊の陸人が
殴られてるの見て、ざまぁみろ!って
思っただろ?
お前、本当ミカちゃんの事となると
どうしようもないほどに余裕なしだな」
とテッタ君が言うと
みんな笑った。