前編 かすみ草の恋 ー大学生編ー
明夫くんはそれから私の竹刀を2本
おもむろに取りに行くと
「ミカ、ちょっと借りるな?」
と言って
レイジに1本投げた。
投げたと同時に躊躇う事なく
目にも留まらぬ速さと強さで
レイジを突こうとした。
するとレイジも瞬時にそれを弾くと
凄い速さで明夫くんを突こうとしたけど
明夫くんは簡単にそれを避けると
すぐにまた突き返した
少しの間小競り合いが続くと
明夫くんはフッと笑うと
竹刀を下ろした。
2人の剣道は凄いとしかいいようが
ない。圧力スピード全てを
超越してる。
私には全く見えなかった。
アイリも
「私はあんなのきたら
避けるのが精一杯。
突き返すなんてまず出来ない…
しかもあんな風に周りながらは無理!
私なら下がっちゃうわ…
この前、私はレイジくんに今と同じような事をされたけど、やっぱあれは
3割の力しか出して無かったのね…」
と、アイリほどの経験者でも
息を飲む小競り合いだった。
2人とも終わった後フッと笑ったんだけど、その後でレイジが悔しそうに
ソファに身を投げた
「うわぁ〜っ!悔しいっ!!
俺剣道では負けた事ねぇのになぁっ!
道場の師範よりも最後は強かったのに…
キィー悔しいっ!!」
えーっ?!!
どこ??
私にはわからない…
でもアイリにはわかったみたい。
フッと笑って
「レイジくんほんの一瞬だけ
危なかったね(笑)
でも、あれは私ならモロに受けてたよ?
それを受け流したんだから
レイジくんだってヤバイと私は
思うけど??」
「まぁ、そうだな(笑)
確かに礼二は今までやった奴の中では
1番強い。この俺にあれを使わせるとは
なかなかだぞ?(笑)
取り敢えず、一本だとこんなもんか……
でも、ゴチャマンは一本じゃたりないかもしれない。150人に増えたんだろ?
途中からは2本は必要になる。
2本は使いこなせるか??」
「正直、あんま得意じゃないけど
今まではその程度で充分だった…」
「そっか、ならお前もミカの回復と
共に特訓だ。」
「はい、お願いします!
それと、俺は柔道も合気道もそこそこ
やれるんだ。
どちらかと言えば柔道のが自信はあるけど、中2で全中は優勝したし…
そっちの方もお願いしてもいいかな?
約束したんだ。ミカに…
5秒で勝つって(笑)」
と言って私を見てニヤッと笑うと
「わかった。俺の妹とそんな約束したなら、絶対に守って貰わないとなっ(笑)
でも柔道は健夫に教えてもらえ。
あいつは柔道しか
してなかっただけあって
柔道は多分俺でも敵わない。
中2で日の丸つけてたんだぞ?
あいつは…
まぁ、俺も負ける気は更々ないけどな!
健夫にマンツーマンで
みっちり鍛えてもらえ。
言っとくから(笑)」
「わかった!頼みます!!
てか、健夫くんさすがだな(笑)
そりゃあの時軽々投げられる
ワケだよ(笑)てか、君たち
兄弟バケモンだよ!本当に(笑)」
「「「いやいや
お前も充分バケモンだ」」」
とトシヤくん達が突っ込むと
「はぁ?この人たちよりは
俺は人間らしいはずだ!!」
なんて真面目に返すから
明夫くんはお腹を抱えて
笑っていた
おもむろに取りに行くと
「ミカ、ちょっと借りるな?」
と言って
レイジに1本投げた。
投げたと同時に躊躇う事なく
目にも留まらぬ速さと強さで
レイジを突こうとした。
するとレイジも瞬時にそれを弾くと
凄い速さで明夫くんを突こうとしたけど
明夫くんは簡単にそれを避けると
すぐにまた突き返した
少しの間小競り合いが続くと
明夫くんはフッと笑うと
竹刀を下ろした。
2人の剣道は凄いとしかいいようが
ない。圧力スピード全てを
超越してる。
私には全く見えなかった。
アイリも
「私はあんなのきたら
避けるのが精一杯。
突き返すなんてまず出来ない…
しかもあんな風に周りながらは無理!
私なら下がっちゃうわ…
この前、私はレイジくんに今と同じような事をされたけど、やっぱあれは
3割の力しか出して無かったのね…」
と、アイリほどの経験者でも
息を飲む小競り合いだった。
2人とも終わった後フッと笑ったんだけど、その後でレイジが悔しそうに
ソファに身を投げた
「うわぁ〜っ!悔しいっ!!
俺剣道では負けた事ねぇのになぁっ!
道場の師範よりも最後は強かったのに…
キィー悔しいっ!!」
えーっ?!!
どこ??
私にはわからない…
でもアイリにはわかったみたい。
フッと笑って
「レイジくんほんの一瞬だけ
危なかったね(笑)
でも、あれは私ならモロに受けてたよ?
それを受け流したんだから
レイジくんだってヤバイと私は
思うけど??」
「まぁ、そうだな(笑)
確かに礼二は今までやった奴の中では
1番強い。この俺にあれを使わせるとは
なかなかだぞ?(笑)
取り敢えず、一本だとこんなもんか……
でも、ゴチャマンは一本じゃたりないかもしれない。150人に増えたんだろ?
途中からは2本は必要になる。
2本は使いこなせるか??」
「正直、あんま得意じゃないけど
今まではその程度で充分だった…」
「そっか、ならお前もミカの回復と
共に特訓だ。」
「はい、お願いします!
それと、俺は柔道も合気道もそこそこ
やれるんだ。
どちらかと言えば柔道のが自信はあるけど、中2で全中は優勝したし…
そっちの方もお願いしてもいいかな?
約束したんだ。ミカに…
5秒で勝つって(笑)」
と言って私を見てニヤッと笑うと
「わかった。俺の妹とそんな約束したなら、絶対に守って貰わないとなっ(笑)
でも柔道は健夫に教えてもらえ。
あいつは柔道しか
してなかっただけあって
柔道は多分俺でも敵わない。
中2で日の丸つけてたんだぞ?
あいつは…
まぁ、俺も負ける気は更々ないけどな!
健夫にマンツーマンで
みっちり鍛えてもらえ。
言っとくから(笑)」
「わかった!頼みます!!
てか、健夫くんさすがだな(笑)
そりゃあの時軽々投げられる
ワケだよ(笑)てか、君たち
兄弟バケモンだよ!本当に(笑)」
「「「いやいや
お前も充分バケモンだ」」」
とトシヤくん達が突っ込むと
「はぁ?この人たちよりは
俺は人間らしいはずだ!!」
なんて真面目に返すから
明夫くんはお腹を抱えて
笑っていた