前編 かすみ草の恋 ー大学生編ー
翌朝、眠い目を擦りながら起きて
リビングへ行くと
レイジが笑顔で珈琲を入れてくれて
私がいつも座る席に置いてくれた
「お子ちゃまなミカの好みの
砂糖と牛乳たくさん入ってる
やつだから(笑)
目が覚めるよ?(笑)」
てか、疲れてるはずなのに
なんて朝から爽やかなんでしょっ?!
「珈琲飲んだらシャワー浴びといで!
それとも俺と入る??」
「いい!
自分で入る!!」
「別にいいじゃん!
ミカの身体はもう
全て知り尽くしてんだから(笑)
ホクロの数も知ってるし(笑)
どこが感じるかも知ってるしー(笑)」
「ヤダ!
恥ずかしい事言わないで…」
頬を膨らませて言うと
「ぷっ(笑)冗談だよ(笑)
一緒に風呂なんか入っちゃったら
学校行けなくなっちゃうじゃんか(笑)
何か食えるもん作っとくから
入っといで?」
と言って私の頬をつんつんつっついた
「ありがと…
ではお言葉に甘えて(笑)」
すっかり機嫌を取り戻した私は
鼻唄を歌いながらお風呂へと向かった
レイジはやっぱ優しい!!
お風呂から出るとハムエッグとサラダ
が用意されてて
私が席につくとちょうど良く焼きあがったパンを出してくれた
「ありがとう…
男の人が…いや、レイジって
フライパン持ってる姿も
かっこいいよね…」
男の人って言おうとしたけど
普通の人がフライパン持ってる姿は
やっぱ普通だよね(笑)
レイジが特別なんだよ!
「あらあらミカちゃん
なんか欲しいものでも
あるのかな?(笑)
ミカに言われると
素直に嬉しいじゃん(笑)
でも卵割って焼いただけだけど(笑)」
食事をしていると急に昨日の昼休みの
話になった
「そういえば、昨日いたあの男には
注意しろよ??」
「えっ?誰のこと??」
「ええー?わかんねぇの?」
「ミカの隣に座ってた野郎の事だよ」
「ああー 中谷くんのこと?
なんで??」
「あいつに昨日何か言われた?」
「あっ!そう言えば
ガンガン行くから!とか
レイジに全力で行くから覚悟してね
って言っといてって言ってた!」
「はぁ〜?!
なんだよそれ!!
そんな事言われたのか?
なんですぐ言わねぇんだよ!」
「えっ?
そんな大事なの??
レイジは大学ナンバーワンのイケメン
だから、中谷くん張り合ってるのかと
思ってた!
アイリいわく、中谷くんは学部の中で
1番人気と言ってたから…
ごめん、レイジにはまず
かなわないと思って
忘れてた…」
「はぁ?どうしてそうなるわけ?
んっとに!ミカは
小学生でもわかるぞ!
いや、幼稚園児でもわかる子はわかる!
どこまで鈍感なんだよ?」
「えっ?そうなの?
ごめん。全く言ってる意味が
わからなくて…」
「その中谷ってのは
ミカに惚れてるんだよっ!
だから、これからはガンガンお前に
アピールするからって意味!
それと、俺に言った事は
ミカを奪いに行くから覚悟しとけよ!
って意味」
「えっ?
そうなの??
イヤだよ!私レイジといたいもん」
「俺だって、ミカの事は
絶対に手放す気ねぇって!」
「ならいいじゃない(笑)
私たちがしっかりしてれば…」
「そうだけどっ!
やっぱ嫌だ!!
俺が見てない所であの男がミカに
近付くの想像するだけで
胸くそ悪い!!」
「ふふ(笑)
嬉しいなっ!
レイジ焼きもち妬いてくれてるの?」
「ああ
餅が一瞬で炭になるほどにね!
よしっ!決めた!!
今日から毎朝一緒に登校して
ミカの教室まで送り届けて
帰りは迎えに行く!!」
「えっ!
そんな事したら私たちの事
大学中にバレるよ?」
「何か不都合でも??」
「だって、レイジはあの大学では知らない人はいないくらいの有名人だよ?
大学ナンバーワンのイケメンだよ?
そんな人が私と付き合ってるなんて
バレたらレイジの趣味
疑われるんじゃない?
レイジがそんな目で見られるの
イヤだよ…」
「はっ?
俺が誰を好きになろうと他人には
関係ない事だし
ミカはあの大学、いや、俺にとったら
世界一カワイイから!
俺は悪趣味なんかじゃないって!
それよりも、ミカに変な虫がたくさん
つく方が嫌だ!」
「…世界一って… ぷっ(笑)
でも、嬉しいよ(笑)
いいの?本当に??」
「いいも悪いも
ミカが嫌って言ってもついてくから!」
「嫌なわけないよ!
わ わ わかった!!
お言葉に甘えて…
よろしくお願いします(笑)」
その言葉を聞いたレイジはホッとしたように笑顔になって
「ミカは俺だけの
お姫様だからなっ(笑)
さて、片付けて学校行くか!
いいかミカ?何かあったらすぐ言えよ?
それと中谷が話かけてきても
無視しろ!
ミカはお人好しだからそれだけが
心配だ」
「わ わかった!
上手く出来るかわからないけど…
私頑張る!!」
私の言葉にレイジが吹き出して
「クククッ(笑)おう!(笑)
頑張れよ!ミカ
俺のために(笑)」
と言って私の頭を優しく撫でた
「レイジ!
もうそろそろ本当出ないと
時間ヤバイかもね!」
「片付けは後でいいな!
行くかっ!
お姫様を守らないと
いけないしな(笑)」
と言いながら肩を回して
ボキボキ慣らした(笑)
その姿もかっこいいレイジ…
「私の王子様はいつも
女の子に囲まれて近付くことも
出来ないけど…(笑)
がんばる!!」
こぶしを作って気合い入れた!
よしやるわよっ!
なにを…?
ん?なんだろ?(笑)
そんな感じで2人でふざけて
笑い合いながら家を後にした。
リビングへ行くと
レイジが笑顔で珈琲を入れてくれて
私がいつも座る席に置いてくれた
「お子ちゃまなミカの好みの
砂糖と牛乳たくさん入ってる
やつだから(笑)
目が覚めるよ?(笑)」
てか、疲れてるはずなのに
なんて朝から爽やかなんでしょっ?!
「珈琲飲んだらシャワー浴びといで!
それとも俺と入る??」
「いい!
自分で入る!!」
「別にいいじゃん!
ミカの身体はもう
全て知り尽くしてんだから(笑)
ホクロの数も知ってるし(笑)
どこが感じるかも知ってるしー(笑)」
「ヤダ!
恥ずかしい事言わないで…」
頬を膨らませて言うと
「ぷっ(笑)冗談だよ(笑)
一緒に風呂なんか入っちゃったら
学校行けなくなっちゃうじゃんか(笑)
何か食えるもん作っとくから
入っといで?」
と言って私の頬をつんつんつっついた
「ありがと…
ではお言葉に甘えて(笑)」
すっかり機嫌を取り戻した私は
鼻唄を歌いながらお風呂へと向かった
レイジはやっぱ優しい!!
お風呂から出るとハムエッグとサラダ
が用意されてて
私が席につくとちょうど良く焼きあがったパンを出してくれた
「ありがとう…
男の人が…いや、レイジって
フライパン持ってる姿も
かっこいいよね…」
男の人って言おうとしたけど
普通の人がフライパン持ってる姿は
やっぱ普通だよね(笑)
レイジが特別なんだよ!
「あらあらミカちゃん
なんか欲しいものでも
あるのかな?(笑)
ミカに言われると
素直に嬉しいじゃん(笑)
でも卵割って焼いただけだけど(笑)」
食事をしていると急に昨日の昼休みの
話になった
「そういえば、昨日いたあの男には
注意しろよ??」
「えっ?誰のこと??」
「ええー?わかんねぇの?」
「ミカの隣に座ってた野郎の事だよ」
「ああー 中谷くんのこと?
なんで??」
「あいつに昨日何か言われた?」
「あっ!そう言えば
ガンガン行くから!とか
レイジに全力で行くから覚悟してね
って言っといてって言ってた!」
「はぁ〜?!
なんだよそれ!!
そんな事言われたのか?
なんですぐ言わねぇんだよ!」
「えっ?
そんな大事なの??
レイジは大学ナンバーワンのイケメン
だから、中谷くん張り合ってるのかと
思ってた!
アイリいわく、中谷くんは学部の中で
1番人気と言ってたから…
ごめん、レイジにはまず
かなわないと思って
忘れてた…」
「はぁ?どうしてそうなるわけ?
んっとに!ミカは
小学生でもわかるぞ!
いや、幼稚園児でもわかる子はわかる!
どこまで鈍感なんだよ?」
「えっ?そうなの?
ごめん。全く言ってる意味が
わからなくて…」
「その中谷ってのは
ミカに惚れてるんだよっ!
だから、これからはガンガンお前に
アピールするからって意味!
それと、俺に言った事は
ミカを奪いに行くから覚悟しとけよ!
って意味」
「えっ?
そうなの??
イヤだよ!私レイジといたいもん」
「俺だって、ミカの事は
絶対に手放す気ねぇって!」
「ならいいじゃない(笑)
私たちがしっかりしてれば…」
「そうだけどっ!
やっぱ嫌だ!!
俺が見てない所であの男がミカに
近付くの想像するだけで
胸くそ悪い!!」
「ふふ(笑)
嬉しいなっ!
レイジ焼きもち妬いてくれてるの?」
「ああ
餅が一瞬で炭になるほどにね!
よしっ!決めた!!
今日から毎朝一緒に登校して
ミカの教室まで送り届けて
帰りは迎えに行く!!」
「えっ!
そんな事したら私たちの事
大学中にバレるよ?」
「何か不都合でも??」
「だって、レイジはあの大学では知らない人はいないくらいの有名人だよ?
大学ナンバーワンのイケメンだよ?
そんな人が私と付き合ってるなんて
バレたらレイジの趣味
疑われるんじゃない?
レイジがそんな目で見られるの
イヤだよ…」
「はっ?
俺が誰を好きになろうと他人には
関係ない事だし
ミカはあの大学、いや、俺にとったら
世界一カワイイから!
俺は悪趣味なんかじゃないって!
それよりも、ミカに変な虫がたくさん
つく方が嫌だ!」
「…世界一って… ぷっ(笑)
でも、嬉しいよ(笑)
いいの?本当に??」
「いいも悪いも
ミカが嫌って言ってもついてくから!」
「嫌なわけないよ!
わ わ わかった!!
お言葉に甘えて…
よろしくお願いします(笑)」
その言葉を聞いたレイジはホッとしたように笑顔になって
「ミカは俺だけの
お姫様だからなっ(笑)
さて、片付けて学校行くか!
いいかミカ?何かあったらすぐ言えよ?
それと中谷が話かけてきても
無視しろ!
ミカはお人好しだからそれだけが
心配だ」
「わ わかった!
上手く出来るかわからないけど…
私頑張る!!」
私の言葉にレイジが吹き出して
「クククッ(笑)おう!(笑)
頑張れよ!ミカ
俺のために(笑)」
と言って私の頭を優しく撫でた
「レイジ!
もうそろそろ本当出ないと
時間ヤバイかもね!」
「片付けは後でいいな!
行くかっ!
お姫様を守らないと
いけないしな(笑)」
と言いながら肩を回して
ボキボキ慣らした(笑)
その姿もかっこいいレイジ…
「私の王子様はいつも
女の子に囲まれて近付くことも
出来ないけど…(笑)
がんばる!!」
こぶしを作って気合い入れた!
よしやるわよっ!
なにを…?
ん?なんだろ?(笑)
そんな感じで2人でふざけて
笑い合いながら家を後にした。