前編 かすみ草の恋 ー大学生編ー
教室に入ると
ニタニタしながらアイリが私のとこに
寄って来た
「あれあれー?
どうしちゃったのかな?
昨日までは2人が恋人だったなんて
誰も気がつかなかったのに(笑)」
「うーーん
今朝、昨日のお昼休みの話になって
中谷くんの話したら
こーんな目を吊り上げて怒っちゃって
行も帰りも教室まで来るって
聞かなくてね」
両目を指で吊り上げながら言うと
「あははは(笑)
大学ナンバーワンのイケメンくんも
ミカの事となると
余裕ないわけね(笑)」
「レイジは心配性なのよ」
「相手がミカじゃそりゃ心配で
たまらないわよ(笑)」
「えっ?なにそれ??」
「だってミカ自分の恋愛に
関しては幼稚園レベルよ?
いや、オマセさんの幼稚園児と
比べたらそれ以下かも(笑)」
「ひどーい
ついさっきレイジにも言われた…
そして怒られた…」
と言って泣き真似をすると
「よしよし!
でも、本当の事だから
しょうがないわよね(笑)」
アイリが私の背中をさすりながら
言った。
「わかった!
私も少しは勉強しなくちゃね!
学校の勉強だけ出来てても世の中
生きていけないもんねっ!」
「ミカは学校の勉強は
凄い優秀なのにね(笑)
よっしゃ!
私が一肌脱いでやる!!
色んな事教えてあげる!」
「おおー! 師匠!!
お願いします!!!」
そこへテッタくんが来た
「なになに?どうしたの??
なんか盛り上がってるみたいだけど?」
「なんかね、ミカがレイジくんに
散々、鈍感、ニブちん、お子ちゃま
1から恋愛について学びなさい!
と怒られたらしいの(笑)」
そ そこまで言われてないけどね…
「そうなんだ(笑)
てか、ミカちゃん
昨日彼氏なんか言ってた?」
「えっ?別になにも??」
「放課後の事とか…」
「ちょ ちょっとテッタ!!」
と言って途端に顔を真っ赤にさせて
慌てるアイリ
「ん?
あっ!そうだ!!
昨日はアイリありがとね?
レイジに伝言しに行ってくれて…
大変だったでしょ?(笑)」
「あっ ああー!
もうそれはそれは大変だった!
取り巻きの女軍団に嫌味言われたけど
言い返してやったわ!
その後、レイジくんが蹴散らして
くれたから気分は
良かったけどね?(笑)」
「ごめんね!アイリ!!」
「いいってことよ!(笑)」
そこへ中谷くんが合流してきた
朝、レイジに言われたもんね
私はあからさまにツンツンしてみた
「ミカちゃん、朝彼氏が
教室まで送ってきたらしいね?
噂になってたよ」
「えっ?
そうなの??
あっ! やばっ…」
あっ!中谷くんと話たら
ダメなんだった!
私は手で口を塞いだ
「ははーん。
彼氏になんか言われたんだ?
俺と口聞くなとか言われたのかな?」
口を塞いで慌てる私を
アイリとテッタくんが同時に見てきた
私は黙って
コクンッと頷いた
そしたら中谷くんが途端に悲しい顔に
なって俯いて
「…そう
俺はミカちゃんと
話も出来ないのか…」
なんて言うから
え?
中谷くん??
「ご ごめんね?
中谷くん…大丈夫??」
中谷くんの顔を除き込むように言うと
「ククククククッ(笑)
ミカちゃん、ひっかかった!(笑)
ほんっと!ミカちゃんカワイイよな!」
と言って笑った
だ 騙された……
アイリとテッタくんも声を殺して
笑ってる
「もう!みんなして
そんな笑うことないでしょ!」
と言いながら私もつられて笑った
ニタニタしながらアイリが私のとこに
寄って来た
「あれあれー?
どうしちゃったのかな?
昨日までは2人が恋人だったなんて
誰も気がつかなかったのに(笑)」
「うーーん
今朝、昨日のお昼休みの話になって
中谷くんの話したら
こーんな目を吊り上げて怒っちゃって
行も帰りも教室まで来るって
聞かなくてね」
両目を指で吊り上げながら言うと
「あははは(笑)
大学ナンバーワンのイケメンくんも
ミカの事となると
余裕ないわけね(笑)」
「レイジは心配性なのよ」
「相手がミカじゃそりゃ心配で
たまらないわよ(笑)」
「えっ?なにそれ??」
「だってミカ自分の恋愛に
関しては幼稚園レベルよ?
いや、オマセさんの幼稚園児と
比べたらそれ以下かも(笑)」
「ひどーい
ついさっきレイジにも言われた…
そして怒られた…」
と言って泣き真似をすると
「よしよし!
でも、本当の事だから
しょうがないわよね(笑)」
アイリが私の背中をさすりながら
言った。
「わかった!
私も少しは勉強しなくちゃね!
学校の勉強だけ出来てても世の中
生きていけないもんねっ!」
「ミカは学校の勉強は
凄い優秀なのにね(笑)
よっしゃ!
私が一肌脱いでやる!!
色んな事教えてあげる!」
「おおー! 師匠!!
お願いします!!!」
そこへテッタくんが来た
「なになに?どうしたの??
なんか盛り上がってるみたいだけど?」
「なんかね、ミカがレイジくんに
散々、鈍感、ニブちん、お子ちゃま
1から恋愛について学びなさい!
と怒られたらしいの(笑)」
そ そこまで言われてないけどね…
「そうなんだ(笑)
てか、ミカちゃん
昨日彼氏なんか言ってた?」
「えっ?別になにも??」
「放課後の事とか…」
「ちょ ちょっとテッタ!!」
と言って途端に顔を真っ赤にさせて
慌てるアイリ
「ん?
あっ!そうだ!!
昨日はアイリありがとね?
レイジに伝言しに行ってくれて…
大変だったでしょ?(笑)」
「あっ ああー!
もうそれはそれは大変だった!
取り巻きの女軍団に嫌味言われたけど
言い返してやったわ!
その後、レイジくんが蹴散らして
くれたから気分は
良かったけどね?(笑)」
「ごめんね!アイリ!!」
「いいってことよ!(笑)」
そこへ中谷くんが合流してきた
朝、レイジに言われたもんね
私はあからさまにツンツンしてみた
「ミカちゃん、朝彼氏が
教室まで送ってきたらしいね?
噂になってたよ」
「えっ?
そうなの??
あっ! やばっ…」
あっ!中谷くんと話たら
ダメなんだった!
私は手で口を塞いだ
「ははーん。
彼氏になんか言われたんだ?
俺と口聞くなとか言われたのかな?」
口を塞いで慌てる私を
アイリとテッタくんが同時に見てきた
私は黙って
コクンッと頷いた
そしたら中谷くんが途端に悲しい顔に
なって俯いて
「…そう
俺はミカちゃんと
話も出来ないのか…」
なんて言うから
え?
中谷くん??
「ご ごめんね?
中谷くん…大丈夫??」
中谷くんの顔を除き込むように言うと
「ククククククッ(笑)
ミカちゃん、ひっかかった!(笑)
ほんっと!ミカちゃんカワイイよな!」
と言って笑った
だ 騙された……
アイリとテッタくんも声を殺して
笑ってる
「もう!みんなして
そんな笑うことないでしょ!」
と言いながら私もつられて笑った