前編 かすみ草の恋 ー大学生編ー
気がついたら俺は2人にいろんな
事を話していた。
ミカに近付く男の事とか
昨日の変態男とか、中谷の事とか
学校でのミカの評判とか…
テンさんはミカにそっくりな表情で
親身になって話を聞いてくれた
本人に話してるみたいでちょっと
気まずいけど(笑)
健夫君は夜勤だったのを
わざわざミカのために降りてきてくれたみたいで今は勤務外だから
ミカが目が覚めるまでいると言って
俺の話を親身になって聞いてくれた
2人は病院の最上階に住んでるらしい
一通り話終えた所で
「俺って本当ヘタレでしょ?」
いつの間にか敬語も取っ払って話せる仲になっていた。
「んなことねぇって!
俺は礼二が気に入った!!
礼二ならミカを任せられる!」
「そうねっ!
負けたらダメよ!礼二!!
礼二もその容姿だと女の子が
わんさか寄ってくるんでしょ?
この健夫もそれはそれは大変だったけど
この人の私にたいする嫉妬心のが
女の子達よりも
更にパワフルだったから(笑)
でも、ミカを相手にやってくなら
それくらいのがいいかもよ?
この子は私と違って他人の気持ちを優先する所があるから…
礼二はミカを手放したくない?」
「もちろん!!
物心ついた頃から俺にとっての女は
ミカだけだから」
「なら何がなんでも
手放したらダメよ!」
「そうだぞ!礼二!
ミカはお人好しだからなっ!
俺よりも苦労するかもしれないけどな」
「やっぱ、健夫君も苦労したんだ?
テンさんもミカに似て美人だもんね」
「ん?ミカがテンに似てるんだろ?
まぁな(笑)
でもテンはこんな調子だから‼︎
ミカはやられてもジッと耐えて
何もなかったようなフリをするだろ?
テンはやられたら両襟掴んで
掴みかかって行く
タイプだからな(笑)」
「当たり前でしょ?(笑)
アンタの相手はそれくらいじゃなきゃ
やってらんないわよ(笑)
やられたら倍返しってやつよ(笑)
でも、礼二だって健夫と同じくらい
カッコいいわよ?
私、健夫と同等にかっこいい人って
明夫くんくらいしか見たことないから
これで3人目ね(笑)
かっこいいって騒がれてる人
見ても、健夫や礼二を見たら
その人達ひっくり返るわよ!(笑)
だからミカもミカで苦労するわねぇ
私が少し教育しようか??(笑)」
とテンさんが言うから
「やめろよ!ミカが
やられたら倍返しにしてやる!
なんて言ったらおかしいって!(笑)」
と健夫君が突っ込むから
3人で笑った。
その時
「あ あ あれ?
ここどこ???」
ミカが起きてキョロキョロと
周りを見回した
「ミカ!!」
とテンさんが声をかけると
「あれ?テンちゃん??
えっ?健夫くん???レイジ???
えっ??」
この状況にビックリしているミカ
俺はミカの側に言って
おでこに手を当てると
まだ少し熱いけどさっきよりはかなり
楽なハズだ…
とりあえずは良かった…
「レイジ??
どうしてこうなったの?
私色々とついていけてないみたい…」
「まっ!
それは後でゆっくり説明するとして…
どうだ?ミカ…体調は??」
「う うん。さっきよりは
かなりいいみたい…」
健夫君が体温計を取り出して
ミカに渡した
「ミカ、熱はかって?
レイジが運んできてくれたんだぞ?
来た時は39度8分もあったんだから
無理はしないこと」
と言って、小さい子に話すみたいに
頭に手を当ててミカの目線に顔を
合わす健夫くん。
ちょ ちょっと!
健夫君それはやめて!
アンタの顔殺人兵器ばりに
殺傷能力高いんだから!!
俺は慌ててミカを自分の方に抱き寄せた
「んだよ〜
お前は俺にまでヤキモチ焼くのかよ?」
「だって、健夫君
殺人兵器ばりに
殺傷能力高いからダメ!
ミカがブレたらどうすんだよ!」
「ミカ〜
愛されてるねぇ〜」
「あっ まぁ
おかげさまで??(笑)」
ピピピッ
体温計の音が鳴った
取り出して見てから隠そうと
したので
ポイッと取り上げて見ると
38度2分
「38度2分か〜
ミカ病院に泊まってくか?」
健夫君が言った
「こんな熱で病院に泊まるなんて
駄目だよー! 帰るよ。」
「ミカ、今日はうちに泊まったら?
うちなら具合悪くなっても
下が病院だし…」
「「えっ?」」
「おいっ!
それって礼二も一緒に
じゃねぇだろうな?!」
「別にそれでも構わないけど?」
「おいっ!こんな顔面狂気
俺がいない時に家に入れるのはどうかと
思いますけど?!
お前、礼二にコロッといったんじゃねぇだろうな?」
「んなわけないでしょーが(笑)
ミカの大切な人なんだから
私とミカは姉妹みたいなもんなんだから
どうってことないと思うけど?」
ミカはうんうん頷いてる…
ヤベェ
ミカかわいい〜
連れて帰りてぇ!
でもテンさんのとこに泊めてもらって
俺は今日のとこは家に帰った方が
良さそうだな…
おい!殺人兵器に顔面狂気呼ばわり
されたし…
「あの!
お話し中の所悪いんだけど…
今日はミカをテンさんのとこに一泊
させてもらっていいですか?
俺は帰りますので…
ミカ、明日は学校休め!」
「んっ?
う うん!わかった」
俺はミカを向いて頷く
「じゃあ、学校終わったら迎えに行く」
「わぁーい!ミカ今日は
ゆっくりしていってね!」
とテンさんのテンションが上がって
健夫君も満足そうに微笑んだ
「よしっ!俺らも上あがるかっ!
ミカ立てるか?
礼二も俺がいる間はゆっくりしてけよ!
あと1時間で俺は下りないといけないから、その時はお前も
一緒だけどな(笑)」
ミカは自分で起き上がって
「大丈夫 歩ける…」
と言ってヨロヨロ立ち上がったので
俺はミカを支えて
テンさんと健夫君について行った
事を話していた。
ミカに近付く男の事とか
昨日の変態男とか、中谷の事とか
学校でのミカの評判とか…
テンさんはミカにそっくりな表情で
親身になって話を聞いてくれた
本人に話してるみたいでちょっと
気まずいけど(笑)
健夫君は夜勤だったのを
わざわざミカのために降りてきてくれたみたいで今は勤務外だから
ミカが目が覚めるまでいると言って
俺の話を親身になって聞いてくれた
2人は病院の最上階に住んでるらしい
一通り話終えた所で
「俺って本当ヘタレでしょ?」
いつの間にか敬語も取っ払って話せる仲になっていた。
「んなことねぇって!
俺は礼二が気に入った!!
礼二ならミカを任せられる!」
「そうねっ!
負けたらダメよ!礼二!!
礼二もその容姿だと女の子が
わんさか寄ってくるんでしょ?
この健夫もそれはそれは大変だったけど
この人の私にたいする嫉妬心のが
女の子達よりも
更にパワフルだったから(笑)
でも、ミカを相手にやってくなら
それくらいのがいいかもよ?
この子は私と違って他人の気持ちを優先する所があるから…
礼二はミカを手放したくない?」
「もちろん!!
物心ついた頃から俺にとっての女は
ミカだけだから」
「なら何がなんでも
手放したらダメよ!」
「そうだぞ!礼二!
ミカはお人好しだからなっ!
俺よりも苦労するかもしれないけどな」
「やっぱ、健夫君も苦労したんだ?
テンさんもミカに似て美人だもんね」
「ん?ミカがテンに似てるんだろ?
まぁな(笑)
でもテンはこんな調子だから‼︎
ミカはやられてもジッと耐えて
何もなかったようなフリをするだろ?
テンはやられたら両襟掴んで
掴みかかって行く
タイプだからな(笑)」
「当たり前でしょ?(笑)
アンタの相手はそれくらいじゃなきゃ
やってらんないわよ(笑)
やられたら倍返しってやつよ(笑)
でも、礼二だって健夫と同じくらい
カッコいいわよ?
私、健夫と同等にかっこいい人って
明夫くんくらいしか見たことないから
これで3人目ね(笑)
かっこいいって騒がれてる人
見ても、健夫や礼二を見たら
その人達ひっくり返るわよ!(笑)
だからミカもミカで苦労するわねぇ
私が少し教育しようか??(笑)」
とテンさんが言うから
「やめろよ!ミカが
やられたら倍返しにしてやる!
なんて言ったらおかしいって!(笑)」
と健夫君が突っ込むから
3人で笑った。
その時
「あ あ あれ?
ここどこ???」
ミカが起きてキョロキョロと
周りを見回した
「ミカ!!」
とテンさんが声をかけると
「あれ?テンちゃん??
えっ?健夫くん???レイジ???
えっ??」
この状況にビックリしているミカ
俺はミカの側に言って
おでこに手を当てると
まだ少し熱いけどさっきよりはかなり
楽なハズだ…
とりあえずは良かった…
「レイジ??
どうしてこうなったの?
私色々とついていけてないみたい…」
「まっ!
それは後でゆっくり説明するとして…
どうだ?ミカ…体調は??」
「う うん。さっきよりは
かなりいいみたい…」
健夫君が体温計を取り出して
ミカに渡した
「ミカ、熱はかって?
レイジが運んできてくれたんだぞ?
来た時は39度8分もあったんだから
無理はしないこと」
と言って、小さい子に話すみたいに
頭に手を当ててミカの目線に顔を
合わす健夫くん。
ちょ ちょっと!
健夫君それはやめて!
アンタの顔殺人兵器ばりに
殺傷能力高いんだから!!
俺は慌ててミカを自分の方に抱き寄せた
「んだよ〜
お前は俺にまでヤキモチ焼くのかよ?」
「だって、健夫君
殺人兵器ばりに
殺傷能力高いからダメ!
ミカがブレたらどうすんだよ!」
「ミカ〜
愛されてるねぇ〜」
「あっ まぁ
おかげさまで??(笑)」
ピピピッ
体温計の音が鳴った
取り出して見てから隠そうと
したので
ポイッと取り上げて見ると
38度2分
「38度2分か〜
ミカ病院に泊まってくか?」
健夫君が言った
「こんな熱で病院に泊まるなんて
駄目だよー! 帰るよ。」
「ミカ、今日はうちに泊まったら?
うちなら具合悪くなっても
下が病院だし…」
「「えっ?」」
「おいっ!
それって礼二も一緒に
じゃねぇだろうな?!」
「別にそれでも構わないけど?」
「おいっ!こんな顔面狂気
俺がいない時に家に入れるのはどうかと
思いますけど?!
お前、礼二にコロッといったんじゃねぇだろうな?」
「んなわけないでしょーが(笑)
ミカの大切な人なんだから
私とミカは姉妹みたいなもんなんだから
どうってことないと思うけど?」
ミカはうんうん頷いてる…
ヤベェ
ミカかわいい〜
連れて帰りてぇ!
でもテンさんのとこに泊めてもらって
俺は今日のとこは家に帰った方が
良さそうだな…
おい!殺人兵器に顔面狂気呼ばわり
されたし…
「あの!
お話し中の所悪いんだけど…
今日はミカをテンさんのとこに一泊
させてもらっていいですか?
俺は帰りますので…
ミカ、明日は学校休め!」
「んっ?
う うん!わかった」
俺はミカを向いて頷く
「じゃあ、学校終わったら迎えに行く」
「わぁーい!ミカ今日は
ゆっくりしていってね!」
とテンさんのテンションが上がって
健夫君も満足そうに微笑んだ
「よしっ!俺らも上あがるかっ!
ミカ立てるか?
礼二も俺がいる間はゆっくりしてけよ!
あと1時間で俺は下りないといけないから、その時はお前も
一緒だけどな(笑)」
ミカは自分で起き上がって
「大丈夫 歩ける…」
と言ってヨロヨロ立ち上がったので
俺はミカを支えて
テンさんと健夫君について行った