前編 かすみ草の恋 ー大学生編ー
今までおりこうにしてたリョウクンが
急に泣き出した
さっきみたいな火がついたような泣き方じゃなくて
シクシク悲しそうな泣き声で
「ほらほら、リンカ泣き止んで?
リョウクンが心配してるよ?(笑)」
私の言葉にリンカも目を丸くして
いつの間にか涙が止まっていた
そうすると安心したように
ウトウトして寝てしまったリョウクン
かわいい〜
「リョウクンかわいいね?
ママが泣いて、きっと自分も寂しくなっちゃったんだろうねっ?」
「少しだけまたあそこで寝かせてみようか?私ね、リョウクンが生まれてから
可愛くてしょうがなくて、ネットで色々赤ちゃんの事調べたんだけど、赤ちゃんって、身体をタオルかなんかで包んでやると安心して寝るみたいだよ?
ちょっと挑戦してみていい??」
「あっ、うん。いいよ…」
リンカのお許しが出たので
私はゆっくりゆっくりリョウクンを
タオルの上に下ろすと
タオルで体を覆うように包んでみた…
すると…
リョウクンは起きることなく、スヤスヤ眠っている
私は2人に向かってガッツポーズをすると
「よしっ!これで取り敢えず
ご飯食べよう(笑)」
と囁くように言った。
それから私達はひそひそと話ながら
ご飯を食べた…
「温かい…温かいよ!ミカ…
一週間ほとんど眠れなかったし
冷たくなったものばかり
食べてたから…」
「そっかそっか、良かった(笑)」
「ミカ、この味付け美味しいね!」
「いつでも教えるよぉ〜(笑)」
リョウクンは食事中一回も起きなかった
レイジは私達のやり取りをずっと
ニコニコしながら黙って聞いていた
食事が終わったので
「リンカ、2階の客間に布団敷いたから
そこで寝て?」
「本当にいいの?」
「当たり前でしょ?
ほらほら、寝た寝た!
目覚ましなんかかけなくていいからね!
寝たいだけグッスリ寝ればいいの!
今日はリンカのやりたい事を
全部やる日。私が勝手に
決めたんだけどね(笑)おやすみっ」
「では、お言葉に甘えて……」
と言って、リンカは2階へ上がって行った。
それからは、出来るだけ物音を立てないように
家事をこなしていく。
レイジも気が付いた所をやってくれていたので1時間くらいで終わってしまった
洗濯機をレイジがかけておいてくれたのにはかなり助かった(笑)
終わって、一息ついて2人でコーヒーを
飲んでゆっくりしてる所で
リョウクンが起きた。
前回のミルクから3時近くたっていたのでお腹が空いたのかな?
レイジに抱いてもらってる間に
ミルクを作って持って行くと
「俺にやらせて」
とレイジが言うのでやってもらう事にした。
その後、私の指導の元(笑)
ゲップをさせると
今度はオムツまで変えてくれるとの
事でやって貰ったんだけど
洋服を汚してしまった(笑)
初めてなんだから
失敗して当たり前だよ?
「わりぃ、ミカ……」
と申し訳なさそうに謝るレイジは
なんだかとてもカワイイ(笑)
だって、いつも完璧な所しか見てないからね、失敗してオロオロするレイジも
素敵だなって思った(笑)
「この際、お風呂入れちゃう?」
と私が言うと
「ええー
ミカやり方わかるの??」
「一回だけ、リンカママに教えて貰いながらやったことある!」
「よしっ!リョウも食って寝るだけじゃ
つまんないだろうから風呂でも入れてやるか(笑)」
「じゃぁ、レイジ、リョウクンの事抱いててくれないかな?準備してくる。」
「オッケー」
急いで洗面所を洗い
そこに蓋をしてお湯をためた。
確か、石鹸で全身洗ってよしと
書いてあったなと思い、新しい無添加の石鹸を出して準備完了。
ドキドキしたけど
リンカママに教わった時の事をよく思いだしながら、出来るだけ不安が伝わらないようにゆっくり丁寧に洗った。
リョウクンは気持ち良さそうにプカプカ浮いたまま、ご機嫌さん(笑)
そして、お風呂から上がった後に
ほんの少しだけミルクを作ってあげた。
何あげていいかわからなかったからなんだけど…
お風呂に入って、水分補給までしたら
リョウクンはまたウトウトはじめた…
急に泣き出した
さっきみたいな火がついたような泣き方じゃなくて
シクシク悲しそうな泣き声で
「ほらほら、リンカ泣き止んで?
リョウクンが心配してるよ?(笑)」
私の言葉にリンカも目を丸くして
いつの間にか涙が止まっていた
そうすると安心したように
ウトウトして寝てしまったリョウクン
かわいい〜
「リョウクンかわいいね?
ママが泣いて、きっと自分も寂しくなっちゃったんだろうねっ?」
「少しだけまたあそこで寝かせてみようか?私ね、リョウクンが生まれてから
可愛くてしょうがなくて、ネットで色々赤ちゃんの事調べたんだけど、赤ちゃんって、身体をタオルかなんかで包んでやると安心して寝るみたいだよ?
ちょっと挑戦してみていい??」
「あっ、うん。いいよ…」
リンカのお許しが出たので
私はゆっくりゆっくりリョウクンを
タオルの上に下ろすと
タオルで体を覆うように包んでみた…
すると…
リョウクンは起きることなく、スヤスヤ眠っている
私は2人に向かってガッツポーズをすると
「よしっ!これで取り敢えず
ご飯食べよう(笑)」
と囁くように言った。
それから私達はひそひそと話ながら
ご飯を食べた…
「温かい…温かいよ!ミカ…
一週間ほとんど眠れなかったし
冷たくなったものばかり
食べてたから…」
「そっかそっか、良かった(笑)」
「ミカ、この味付け美味しいね!」
「いつでも教えるよぉ〜(笑)」
リョウクンは食事中一回も起きなかった
レイジは私達のやり取りをずっと
ニコニコしながら黙って聞いていた
食事が終わったので
「リンカ、2階の客間に布団敷いたから
そこで寝て?」
「本当にいいの?」
「当たり前でしょ?
ほらほら、寝た寝た!
目覚ましなんかかけなくていいからね!
寝たいだけグッスリ寝ればいいの!
今日はリンカのやりたい事を
全部やる日。私が勝手に
決めたんだけどね(笑)おやすみっ」
「では、お言葉に甘えて……」
と言って、リンカは2階へ上がって行った。
それからは、出来るだけ物音を立てないように
家事をこなしていく。
レイジも気が付いた所をやってくれていたので1時間くらいで終わってしまった
洗濯機をレイジがかけておいてくれたのにはかなり助かった(笑)
終わって、一息ついて2人でコーヒーを
飲んでゆっくりしてる所で
リョウクンが起きた。
前回のミルクから3時近くたっていたのでお腹が空いたのかな?
レイジに抱いてもらってる間に
ミルクを作って持って行くと
「俺にやらせて」
とレイジが言うのでやってもらう事にした。
その後、私の指導の元(笑)
ゲップをさせると
今度はオムツまで変えてくれるとの
事でやって貰ったんだけど
洋服を汚してしまった(笑)
初めてなんだから
失敗して当たり前だよ?
「わりぃ、ミカ……」
と申し訳なさそうに謝るレイジは
なんだかとてもカワイイ(笑)
だって、いつも完璧な所しか見てないからね、失敗してオロオロするレイジも
素敵だなって思った(笑)
「この際、お風呂入れちゃう?」
と私が言うと
「ええー
ミカやり方わかるの??」
「一回だけ、リンカママに教えて貰いながらやったことある!」
「よしっ!リョウも食って寝るだけじゃ
つまんないだろうから風呂でも入れてやるか(笑)」
「じゃぁ、レイジ、リョウクンの事抱いててくれないかな?準備してくる。」
「オッケー」
急いで洗面所を洗い
そこに蓋をしてお湯をためた。
確か、石鹸で全身洗ってよしと
書いてあったなと思い、新しい無添加の石鹸を出して準備完了。
ドキドキしたけど
リンカママに教わった時の事をよく思いだしながら、出来るだけ不安が伝わらないようにゆっくり丁寧に洗った。
リョウクンは気持ち良さそうにプカプカ浮いたまま、ご機嫌さん(笑)
そして、お風呂から上がった後に
ほんの少しだけミルクを作ってあげた。
何あげていいかわからなかったからなんだけど…
お風呂に入って、水分補給までしたら
リョウクンはまたウトウトはじめた…