貴方を好きになるその日まで‥‥。
2章 ドキドキの合コン!
チュッチュッ

カーテンの隙間から差し込む光と鳥の鳴き声

「んーーーーーー!良い朝だ!」

私は手を大きく上にあげて伸びをした。

約束の時間は12時。時計を見るとまだ、朝の9時。

とりあえず、顔を洗って歯を磨いて服を着て、荷物の準備をしていつ行ってもいいようにした。

それから、テレビ見て時計をみたら針はもう、11時20分を指していた。

そろそろ出ようかな。

コウちゃんと、るりちゃんとは11時半に近くの駅で集合の予定だから、ちょうどいい時間だよね。

そして、私は家を出て駅に着いた。

るりちゃんとコウちゃんはもう待っていた。

「じゃあ、行こっか?」

コウちゃんは髪の毛を耳にかけながら言った。

すると、目的地の喫茶店に着いた。

男の人たちはもうすでに来ていた。

そして、私達3人も席に向かった。

「すみません。遅れちゃって。」

るりちゃんがぺこりと頭を下げると同時に、私とコウちゃんも頭を下げた。

「んじゃ、皆揃ったとこだし自己紹介
でもしよっか。自分の名前と好きな異
性のタイプを順番に言ってもらおうか
じゃ、男子の一番左から!」

そう言って、一番右の男の子は一番左の男の子を指でさした。

「初めまして。楠原旬です。好きな女性
のタイプは優しい人かな。」

楠原くんは、ニッコリ笑いながら言った。なんだか、とっても優しそうな眼鏡をかけた、イケメンさん。

そういって、真ん中の席に座っている男の子が、

「吉中嶺二です。好きなタイプは特にな
し。以上です」

吉中くんは、真顔で早口でだるそうに答えた。髪の毛が短くてワイルドなイケメンさんって感じ。

「男子最後の、米田佳です!好きな女の
子のタイプは、小さくて可愛い子かな
!よろしくね」

米田くんは、なんだかとっても元気で明るいイケメンさん。

なんか、皆タイプが違う感じ。

そして、次は女子が自己紹介をする番!
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