夏目くんと恋愛中
そんな不安な私とはお構い無しに、時間は流れ放課後。
少し肌寒いこの時期なのに、私の体は緊張で熱い。
「このみ〜、今日は用があるからついていけないけど応援してる!」
「あ、ありがとう!」
何を応援しているのか分からなかったけど、とりあえず夏目くんの家に向かった。
向かっている途中何度も道を間違えそうになったけど、何とか辿り着いた。
「ここ、かな……」
【夏目】という書かれている文字に、ほっと安心した。