夏目くんと恋愛中


気付いたらすぐ近くに夏目くんの顔があった。


風邪のせいか、顔も赤くて熱い吐息。


「な、つめくん」


ドクンドクンと心臓がうるさい。


死んでしまいそうだ。


「帰らないで」


夏目くんが頬を撫でる。


緊張と恥ずかしさでビクッと小さく揺れた。


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