夏目くんと恋愛中



と言うか、最近のこいつがわかりやすかったぐらいだ。


「だから、何?俺の引けっていうの?」


少し突っ掛かる言い方をすると、眉を不満そうに下げて


「・・・出来るなら」


呟くように答えがかえって来た。


「・・・は?」


おもっていた答えと違って、思わず拍子抜けた声が出る。

< 365 / 477 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop