黒王子×泣き虫姫


あたしは必死になって断った。



なのに…




「え、ちょっ…きゃ!」




あいつは、あたしの唇ではないけど、ほっぺとか、おでことか沢山のところにキスをしてきた。



「ねえ、いい?」



そう甘く呟かれ、


まちがっていいよ、っていってしまうところだった。



「……だ、だめですっ!やめ、てくださっ!」



ちゅ、



< 64 / 71 >

この作品をシェア

pagetop