黒王子×泣き虫姫




そんなとき―――――――。




ガラッ




突然、誰かが教室に入ってきた。



まさか、先生?




あたしの心臓の鼓動が早くなった。





見つかったら怒られる!!



そう思い、チラ、と上をみると――





「……え…。」






「そこに、誰かいんの?」





ジロ、とこっちを向いた人。




そこにいたのは、あたしの好きな先輩と並ぶような人気の、山本裕太だった。













< 7 / 71 >

この作品をシェア

pagetop