あなたに出逢えた
【栞菜side】
宮野に直接気持ちを伝えるのはもう無理だろう。
「でも、あいつの気持ちは知ってるのに私ばっか嘘ついてるのはずるいよね……」
でも、どうしたら……なんて考えながら、即莉音に電話。
「あ、栞菜。どうしたの?」
「あのね……」
そのまま、私の思いと今の状況をすべて伝えた。
「そっか……、難しいね。じゃさ、花言葉を使って今の気持ち、伝えてみたら?もちろん、誰から送ったかも、花言葉も内緒。そっと送ってみたら?」
花言葉、か……。いいかも。
「うん。そうしてみるよ。ありがとう、莉音には感謝してもしきれないね。日本に帰ったら、たっぷり恩返しするから。待っててね!」
「あははっ!待ってる待ってるっ!だから、頑張れっ!結果、教えてよね!じゃあね!」
「うん!またね!」
花言葉。私、花が好きだから詳しいんだよねっ!
宮野に直接気持ちを伝えるのはもう無理だろう。
「でも、あいつの気持ちは知ってるのに私ばっか嘘ついてるのはずるいよね……」
でも、どうしたら……なんて考えながら、即莉音に電話。
「あ、栞菜。どうしたの?」
「あのね……」
そのまま、私の思いと今の状況をすべて伝えた。
「そっか……、難しいね。じゃさ、花言葉を使って今の気持ち、伝えてみたら?もちろん、誰から送ったかも、花言葉も内緒。そっと送ってみたら?」
花言葉、か……。いいかも。
「うん。そうしてみるよ。ありがとう、莉音には感謝してもしきれないね。日本に帰ったら、たっぷり恩返しするから。待っててね!」
「あははっ!待ってる待ってるっ!だから、頑張れっ!結果、教えてよね!じゃあね!」
「うん!またね!」
花言葉。私、花が好きだから詳しいんだよねっ!