あなたに出逢えた
【美知子side】
「栞菜、喜んでくれるかしら~」
今まで栞菜にさみしい思いばかりさせてしまったお詫びと、慧君との結婚を心から祝ってくれる栞菜へのプレゼントを買って帰っているとき。
私が悪かった。
気分が乗りずぎてしまっていたのだろう。
飛び出してくる子供に気付いたのが遅れた。
私は急いでハンドルを切った。
あの子は無事みたいね。周りの声がそう告げているもの……。
「大丈夫ですか!?誰かっ!救急車を!急いでっ!」
なんで、そんなに慌てているの……?
子供は、助かったんでしょう……?
「栞菜、喜んでくれるかしら~」
今まで栞菜にさみしい思いばかりさせてしまったお詫びと、慧君との結婚を心から祝ってくれる栞菜へのプレゼントを買って帰っているとき。
私が悪かった。
気分が乗りずぎてしまっていたのだろう。
飛び出してくる子供に気付いたのが遅れた。
私は急いでハンドルを切った。
あの子は無事みたいね。周りの声がそう告げているもの……。
「大丈夫ですか!?誰かっ!救急車を!急いでっ!」
なんで、そんなに慌てているの……?
子供は、助かったんでしょう……?