あなたに出逢えた
----ガラッ
――――――――ボトッ


私の頭の上に黒板消しが落ちてきた。



「ゴホッ……コホッコホッ……」
「あ、ごめんね~。まさか若名さんだとは思わなくって~」



教室からは、たくさんの笑い声。



そう。


私は、このクラス全員から、





イジメられてるんだ……

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