花咲く色は✿恋いろは
第1章
〜プロローグ〜
花は咲く...
いつかきっと...
朝、一階からお母さんの私を呼ぶ声がする。「花〜!早く支度しなさい!入学式遅れるわよ~」「はぁい!今行く〜!」新しい制服、新しいカバン、全てがキラキラしてみえる。私、高岡花は今日から高校生デス!
第一話〜出逢い〜
学校に到着すると新しい制服を身にまとい校門をくぐる私と同じ新入生たち。中学の時の仲良かった友達も、同級生も、みんな違う学校に進学。ここでは知ってる人が一人もいない。『うわぁ緊張する( •́ㅿ•̀ )新しい 友達、出来るといいなぁ...』人見知りで初めて会う人に自分から、あまり声をかけられない私、高校生になったら新しい環境で頑張って克服しようと思ってるんだけど、ちょっと不安。中学とはやっぱり違う雰囲気。すでに大人っぽい子とか結構、個性的な人とか...私は特に特別可愛い訳でもないし、個性がある訳でもない普通の女の子。黒髪で、肩までの髪をそのまま伸ばしてる感じ。『何か、みんな大人っぽくみえるなぁ(´◦ω◦`)』
そして入学式...予想通り校長先生の話しは長い。『あぁ話し長いよ~!早く終わらないかな(;・ω・)』代表の生徒の挨拶、新入生歓迎の挨拶...
なんだかんだで式も終わって、教室に向かう。
『まだ誰とも話し出来てないんだけど私...大丈夫かな?』緊張しながらも教室に入って席に座って落ち込んでると、二人の女の子が私の所に来た。「ねぇねぇ名前、何て言うの?あ、私は原田桃子って言うの」「私は大原凛!よろしく!」桃子は栗色の髪で、肩まである髪は少しパーマがかかっていて、ふわふわした感じの可愛い子、凛は、黒髪でベリーショート。真逆のサバサバした感じの綺麗な子。二人は中学の時からの友達らしい。まさか声をかけてくれるなんて思ってもいなかったから嬉しさと驚きで動揺してしまった。「た、高岡花です。よ、よろしくお願いしマス!!」すると「ぷっ!そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。あと同い年なんだから敬語使わなくてもいいよー!」って凛がお腹抱えて笑った。そして桃子も「花ちゃんって、面白いね〜っ」と目に涙を浮かべながら笑っていた。『あぁっ!もう入学早々恥ずかしい...でも話しが出来る子が出来て嬉しいな♪』「もしかして花って人見知り?」と、凛が聞いてきた。「うん。私、昔から人見知りで、自分から話しかけるの苦手なんだ〜」「わぁ確かに、
そんな感じする〜」そう言って桃子は納得していた。
ふと、教室を見回すと、男の子も女の子も、みんな楽しそうに話をしている。『桃子と凛と仲良く出来たし、きっと他の子とも、お話できるよね!』二人のおかげで少し自信がついた。担任の先生が来て二人はそれぞれの席に戻った。席は三人とも見事に離れている。そしてHRが、はじまった。担任の先生は、男の先生で、第一印象は...うん。普通のおじさん。「えー、新入生の皆さん、入学おめでとう!今日から君たちの担任の福田だ!よろしく!君たちには後で、それぞれ自己紹介して貰う」『うーっ(;・ω・)それぞれ自己紹介かぁ...そりゃそうだよね〜頑張ろっ!』
それからしばらく先生の話は続いた。そして、「よし、それじゃあ、順番に自己紹介して貰うぞー」
みんなが、それぞれ、自己紹介をしていく。凛も、桃子も自己紹介が終わり、ついに、私の番!
何とか自己紹介出来たけど、すっごい、ドキドキして自分の自己紹介が終って気が抜けてしまった。『いけない!他の人の自己紹介もちゃんと聞かなきゃ!』そう思ってると、「じゃあ、次の人ー」先生が言うと、男の子が立ち上がり、「佐々木蒼汰、趣味は...特に無いです。よろしく」ぶっきらぼうな感じで、話しづらそうだなぁ...これが佐々木蒼汰の最初の印象だった。
でも...
♚♚♚♚♚♚♚♚♚♚♚♚♚♚♚♚♚♚♚
思えば既に、この時にはもう決まっていたんだと思う。あなたと私の運命...
花は咲く...
いつかきっと...
朝、一階からお母さんの私を呼ぶ声がする。「花〜!早く支度しなさい!入学式遅れるわよ~」「はぁい!今行く〜!」新しい制服、新しいカバン、全てがキラキラしてみえる。私、高岡花は今日から高校生デス!
第一話〜出逢い〜
学校に到着すると新しい制服を身にまとい校門をくぐる私と同じ新入生たち。中学の時の仲良かった友達も、同級生も、みんな違う学校に進学。ここでは知ってる人が一人もいない。『うわぁ緊張する( •́ㅿ•̀ )新しい 友達、出来るといいなぁ...』人見知りで初めて会う人に自分から、あまり声をかけられない私、高校生になったら新しい環境で頑張って克服しようと思ってるんだけど、ちょっと不安。中学とはやっぱり違う雰囲気。すでに大人っぽい子とか結構、個性的な人とか...私は特に特別可愛い訳でもないし、個性がある訳でもない普通の女の子。黒髪で、肩までの髪をそのまま伸ばしてる感じ。『何か、みんな大人っぽくみえるなぁ(´◦ω◦`)』
そして入学式...予想通り校長先生の話しは長い。『あぁ話し長いよ~!早く終わらないかな(;・ω・)』代表の生徒の挨拶、新入生歓迎の挨拶...
なんだかんだで式も終わって、教室に向かう。
『まだ誰とも話し出来てないんだけど私...大丈夫かな?』緊張しながらも教室に入って席に座って落ち込んでると、二人の女の子が私の所に来た。「ねぇねぇ名前、何て言うの?あ、私は原田桃子って言うの」「私は大原凛!よろしく!」桃子は栗色の髪で、肩まである髪は少しパーマがかかっていて、ふわふわした感じの可愛い子、凛は、黒髪でベリーショート。真逆のサバサバした感じの綺麗な子。二人は中学の時からの友達らしい。まさか声をかけてくれるなんて思ってもいなかったから嬉しさと驚きで動揺してしまった。「た、高岡花です。よ、よろしくお願いしマス!!」すると「ぷっ!そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。あと同い年なんだから敬語使わなくてもいいよー!」って凛がお腹抱えて笑った。そして桃子も「花ちゃんって、面白いね〜っ」と目に涙を浮かべながら笑っていた。『あぁっ!もう入学早々恥ずかしい...でも話しが出来る子が出来て嬉しいな♪』「もしかして花って人見知り?」と、凛が聞いてきた。「うん。私、昔から人見知りで、自分から話しかけるの苦手なんだ〜」「わぁ確かに、
そんな感じする〜」そう言って桃子は納得していた。
ふと、教室を見回すと、男の子も女の子も、みんな楽しそうに話をしている。『桃子と凛と仲良く出来たし、きっと他の子とも、お話できるよね!』二人のおかげで少し自信がついた。担任の先生が来て二人はそれぞれの席に戻った。席は三人とも見事に離れている。そしてHRが、はじまった。担任の先生は、男の先生で、第一印象は...うん。普通のおじさん。「えー、新入生の皆さん、入学おめでとう!今日から君たちの担任の福田だ!よろしく!君たちには後で、それぞれ自己紹介して貰う」『うーっ(;・ω・)それぞれ自己紹介かぁ...そりゃそうだよね〜頑張ろっ!』
それからしばらく先生の話は続いた。そして、「よし、それじゃあ、順番に自己紹介して貰うぞー」
みんなが、それぞれ、自己紹介をしていく。凛も、桃子も自己紹介が終わり、ついに、私の番!
何とか自己紹介出来たけど、すっごい、ドキドキして自分の自己紹介が終って気が抜けてしまった。『いけない!他の人の自己紹介もちゃんと聞かなきゃ!』そう思ってると、「じゃあ、次の人ー」先生が言うと、男の子が立ち上がり、「佐々木蒼汰、趣味は...特に無いです。よろしく」ぶっきらぼうな感じで、話しづらそうだなぁ...これが佐々木蒼汰の最初の印象だった。
でも...
♚♚♚♚♚♚♚♚♚♚♚♚♚♚♚♚♚♚♚
思えば既に、この時にはもう決まっていたんだと思う。あなたと私の運命...