secret love☆【番外編】
『抱かれたい男』(after)
「結希ちゃん、これ見た!?」
ここは、あるテレビ局のタレント控え室の廊下での事。
後ろから抱きしめるように、携帯の画面を見せてくるのは、アイドルの羽柴仁くん。
仁くんの香水の香り、そして背中に伝わる温かさに、近すぎる距離を覚え、私は慌てる。
「じっ・・仁くん!ダメっ!!」
私は、仁くんの腕の中でもがいたが、びくともせず。
すると、仁くんからはタメ息。