secret love☆【番外編】
みんなで、ビリヤード台の方へ移動する。

「ゲームの内容は?」

霧澤さんが、口を開く。

「えっと・・・ナインボールなんですけど、ハンデもらってて・・・」

「ナインボールで、ハンデって?」

マスターも尋ねてくる。


「ナインボールが、わからないんですけど、私は初めから9番を狙っていいそうです」


その言葉に、3人は顔を見合わせる。

「余裕で、勝てんじゃねぇ?」

「そうですねぇ」

マスターと綾辺さんの会話に兆しがみえた。

「私、勝てそうですか!?」


目を輝かせて、みんなをみる。

「とりあえず、普通のナインボールやるから、みてろ」


霧澤さんは、そういってキューを持ち、1つをマスターに渡す。
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