secret love☆【番外編】
ひゃ~、緊張する。

パクッと一口口に運ぶまでは見届けたが、その後の表情はみれず、思わず目をつぶる。


「・・・」




あれ、なんか沈黙。

少しずつ目を開くと、手のひらで口元を押さえ、顔を少し赤らめた霧澤さんの姿・・・


えっ!?

吐き出すほど、不味かった!?

私は、半分涙目になり、謝る。


「霧澤さん!ごめんなさい!すぐに出して!」


私は、霧澤さんの身体に飛びつくようにかけよった。

「ほんとに、ごめんなさ・・・」


混乱してる私の横から、マスターが霧澤さん用のブラウニーを一口パクリ。



「えっ、マスター!」
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