secret love☆【番外編】
また霧澤さんが、やりたくない仕事させられちゃう!


「霧澤さん、待って!」


私は、勢いよく、霧澤さんを制止しに近付いた。と、その拍子にカウンター席につまづき、そのまま霧澤さんの膝の上に倒れこんでしまう。



「・・・っ!ごめんなさい!」


顔を上げると、すぐ近くに霧澤さんの顔。


「・・・慌てすぎだろ?」


「だ、だって!社長に電話しようとしたでしょ?」


そんな私達の様子をみていたマスターと綾辺さん。



「相変わらず、イチャついちゃってくれるよな?」


「ええ、平和ですね」


微笑ましく、見られていた。
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