【実話】゚+初恋+゚
「ぅん・・・」私も今にも泣きそうだった。


だから、急いで自転車に乗りその場から離れた。


いや・・・。逃げたんだ・・・。


椿は後ろから、


「美和のこと信じてるから!!!」


私は胸が締め付けられる思いだった・・・。


私は何も言わず、必死で自転車をこいだ。


家の近くになり私は自転車のスピードを弱めた。


私は泣いてしまった・・・。声を出さず、ただ涙を流していた。


そのまま自転車をこいで、しげの家の前を通った。


すると、しげが自転車を止めていて、泣いている私に気付いた。
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