【実話】゚+初恋+゚
「あれ??? 美和じゃん。」とのん気なしげ。


私は制服の袖で涙を拭く。


「やっほぉ~」なるべく笑顔で言う私。


「なんで泣いてるの???」と心配そうに言うしげ。


やっぱりバレちゃったかぁ・・・


「ううん。何でもないよ~、目にゴミが入っただけ。」とウソを言う私。


「ホンマかぁ???」と疑うしげ。


「うん、ホント!!!」と私。


「ならいいけど、何かあったら俺に言えよ???」としげ。


「うん。ありがとぉ♪」と私。


しげは私が困っていたらいつも優しく言ってくれる。
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