Sweet Christmas Eve♪



晩御飯を済ませて

「お前も風呂入ってきたら?それからケーキにしよ」

「うん、そうだね」

立ち仕事だから足がだるい。

マッサージをして、ゆっくりお湯に浸かる。

あ~気持ちいい。

このまま寝てしまいたけど、ケーキは食べなきゃ。

この温かいお湯に魅力はあるけど、礼音が予約してくれたクリスマスケーキにも魅力はある。

さぁ、上がって食べましょう。

勢いよくお風呂場を出て髪を乾かしてリビングへ。

「やっと出てきた。遅いさかいに見に行こ思ててん」

「あ、ごめん」

結構、時間経ってたのね。

冷蔵庫からケーキの箱を取り出して

「何、飲む?」

もうすぐ日付変更線を越えようとする時にコーヒーってのも…

「紅茶、レモンで」

「うん」

紅茶もどうかなって思うけど気分だけはましかな?

レモンティーを入れてケーキの箱と共にリビングのテーブルへ。

箱を開けて

「わぁ~綺麗」

礼音が予約したケーキはフルーツたっぷりのクリスマスケーキ。

フルーツがキラキラ輝いてまるで宝石のよう。



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