Sweet Christmas Eve♪
ピンポーン
陽菜とおばちゃんと紗耶香お姉ちゃんで晩御飯の支度(男の子達は野球ゲームしてるんだよ。ほんと、男の子ってしょうがないんだから)をしているとインターホンが。
「紗耶香、パパ帰って来たからお迎えお願い」
「うん」
おじちゃん帰って来たんだ。
「ひなもおむかえする」
「うん。じゃあ行こう」
「うん」
紗耶香お姉ちゃんと玄関へ。
「ただいま」
「パパおかえりなさい」
「おじちゃんおかえりなさい」
「おっ、陽菜ちゃんこんばんは。また可愛くなって」
「ありがと」
おじちゃんに抱き上げられ、そのままリビングへ。
「「「おかえりなさい」」」
「涼ちゃん、いらっしゃい」
「おじちゃん、今日はありがとう。僕と陽菜、今日泊まれるのが嬉しいの。ね、陽菜」
「うん。おじちゃんありがと」
チュッ!
おじちゃんの頬っぺにキス。
「ハハハ…陽菜ちゃんにキスしてもらった。藤倉さんに怒られる かな?」
「ハハハ…そうかも。父さん内緒だね」
「ハハハ…陽菜ちゃんパパには内緒な」
「うん」
だけどなんで陽菜がおじちゃんにチュウしたことパパに内緒なんだろ?
まだまだ陽菜には分からないことがたくさんあります、この世には。
でも陽菜はまだ4歳だから当たり前だよね、うん。