携帯恋愛
告白①
帰り道
「明音?やっぱりまだしんどい?」
はっ私ボーとしてた!
「うぅん大丈夫!」
「そっかぁでも最近なんかあったでしょ」
思わずうつむいてしまった
「うちら親友よね?
なんかあったなら話してよ!
なんだって聞くし
一人で抱え込まないでよ!」
そう言いながら真麻は目を潤ませた
「ごめんね心配かけて…
実はね私… ――――――」
まいけるんに対するしまいきれずにいた
想いを真麻に打ち明けた
「言わなくて明音が
絶対後悔しない自信があるならいいけど
こういうときは抱え込むより
閉じ込めて我慢するより
当たって砕けろでしょ?
あたしはそう思うなぁ」
真麻は嘲笑うことなくそう言ってくれた
あたしは決心がついた