可憐な日々
「き、君…この店の名前…知ってる?」

「はい!」

屈託のない返事に、男は、頭を抱え、

「…いいのかな…。少し確認してみる」

男は、席を立った。


華憐(カレン)。

それが、店の名前だった。

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