続豹変彼氏のキスの味~in夏休み~【完結】
───次の日
「あれ?淕斗の彼女じゃ─ん」
「本当だ─っ」
昨日冷やかしてきた男の子達に、偶然廊下で遭遇してしまった。
「ていうか、あんま冷やかすのやめて下さい……」
「え?何で─?」
男の子達は、ニヤニヤ笑う。
「淕斗くん、すっごい怒ってたもんっ」
男の子達は、顔を見合わせた。
「な─んだ。まあ、アイツはすぐヤキモキ妬いたりすっからなあ─」
その時だった。
「おい」