続豹変彼氏のキスの味~in夏休み~【完結】
恐る恐る振り返ると、淕斗くんが……
「お!夫が迎えにきてくれたぜ!」
「ていうかさ」
男の子の言葉を、完璧に無視。
「俺の女なんだから、気安く話しかけるのやめてくれない?」
「え?あ、あ─ゴメンっ」
淕斗くんから、とてつもないオーラが出てるのは
気のせいでしょうか!?
「分かったらもう、柚琉に近づくんじゃね─よ!」
廊下に響いた淕斗くんの声に、圧倒されて
男の子達は、逃げてしまった。
「……淕斗くん?」
「…ゴメン」
……え??