続豹変彼氏のキスの味~in夏休み~【完結】
「どうしよ…」
「んじゃあ─さ!」
淕斗くんは笑みを浮かべた。
「柚琉からの指輪は、指にはめて
俺からの指輪は、チェーンに通してスクバに付けよ─ぜ♪」
「スクバに付けちゃっていいのっ!?」
「い─の!」
り…淕斗くん
可愛いっ…
…って、何一人でときめいてんのっ
「んじゃあ、はめていい?」
「…うん」
そう言って、
淕斗くんは私の指にそっと、指輪をはめた。
「なんか、結婚式みたいだねっ」
「だな! …ていうか」
……??
「結婚して─なっ」
「////…うん、したい」
淕斗くんと結婚……
いつか来るかな、
そんな夢みたいなこと……