貴方を好きになるその日まで‥‥。3
私達が砂浜に戻った時には、もう男子達は着替え終わってた。

「るりか。その水着似合うね。色気あって、俺は好きだよ。」

「でしょ〜、ありがと」

相変わらず、お互い慣れてらっしゃる。
ラブラブだな〜。

「け、佳くん。変かな?」

「超可愛い!!グッジョブだよ!コウちゃん!」

こっちも、こっちで相変わらずだ。

って、吉中くん!!!上半身裸!って

あ、当たり前だよね。でも、緊張するよ!

「美月。そ、その水着似合うじゃん。」

「え、そ、そう?ありがと」

なに!なに!吉中くんって意外とツンデレなの!?

もう!大好き!!!!


そして、ペアに別れて別行動。

私と吉中くんは、海の水の中でビーチボールしてる。

コウちゃんとるりちゃんはあっちに行ったから何してるかは、分からない。

「美月!後ろ危ない!」

「え?」

すると、吉中くんはぐっと私の頭を自分の手で覆い被せてくれた。

私の後ろには大きな岩があって、それに気づかない私は頭を思いっきり打つとこを、吉中くんが助けてくれた。

「大丈夫か!?美月!!怪我は?」

「私は大丈夫だよ。それより、吉中くんの手の怪我ひどいよ!手当てしにいこ!」

吉中くんの手は、私を守ったせいで怪我をしてしまった。

「いい!これくらい大丈夫だ。舐めときゃなおる。」

でも、怪我してるじゃん。私に出来ること、あ、そうだ!

「吉中くん、手貸して。」

「はぁ?まぁいいけど。」

吉中くんは、「ん?」という顔をしている。

私は血が出ている吉中くんの手を舐めた。

「ちょっ、お前何してんだよ!大丈夫だって。」

「でも、血出てるよ。舐めとけば治るんでしょ?」

そして、しばらくすると血は止まった。

そのあとは、ばい菌が入っちゃダメだからちゃんと、手当てしてもらった。

そして、最後は皆集まってビーチバレーをして、帰った。

あぁー、楽しかったなー。
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