地球侵略
異変
2xxx年 7月2日
「暑っちィ~…。もう1限目サボろうぜ、ユイ…」
金色の髪に細い目、たくさんのピアス、浅グロの肌。
あたしに顔を近づけて、ダルそうに喋るコイツは、あたしのカレシ。
山本隼人。
「…やだし、サボりとか。この間の模試落としてるし、サボったらやばいから」
あたしはテキトーに受け流す。
別にあたしは、コイツのこと好きなわけじゃない。
みんな付き合ってるから。
早い話、形だけってやつ?
「悪いけどさぁ。教室戻んねェ?あたし図書室とか嫌いなんだよね」
ここは図書室。
まぁ、うちの学校は荒れてるから…本読んでる奴なんていないんだけど。
「え~!まだやってねぇのにぃ!」
またはじまった…。
この、誰も来ない図書室。
ここに来る奴は、大抵カップル。
別名・ヤリ部屋。
「はいはい…。下だけでいいでしょ?時間ないし。」
「もち♪」
いすに座った隼人。
あたしはその上に座って隼人と一体になる。
「いいね、制服プレイも♪」
「…」
変態か、コイツ。
こんな人生…楽しくもなんともない。
「そういやさぁ、今日のニュース見たぁ?」
乱れた制服を整えていると、いきなり隼人が切り出した。
「…はぁ?何のこと?」
「いや、女予言者のニュース」
…あぁ、アレ。
「予言とかどうでもいいし。」
「混乱って…なんだろぅな?」
「あたしはそういうの信じてないから。悪いけど。」
これは本当のこと。
「つまんねぇー。」
「…。ていうかさ、最近その話題ばっかりだよね」
あたしには関係ないけど。
「うん、そだな」
「あ、やばい!HR始まるじゃん!!」
猛ダッシュで教室に戻る。
「…あれ?」
教室にな入ったとたんに感じる、違和感。
「隼人ぉ…なんか人少なくない?」
「げっ、マジだ!!5人くらいいねぇじゃん!?」
ガラララ。
「ほれほれ、席に着いて下さ~い」
担任の長谷川涼子先生。
通称りょうちゃん。
独身の25歳。
結構美人。
「りょうちゃん!!休みの奴らどうしたん?ズル休みっ!?」
隼人と仲のいい高梁純也が聞く。
「…それが、無断欠席?っていうの?連絡ねぇんだわ」
頭に手を当てて答えるりょうちゃん。
一斉に無断欠席。
これが、異変の始まりだった。
「暑っちィ~…。もう1限目サボろうぜ、ユイ…」
金色の髪に細い目、たくさんのピアス、浅グロの肌。
あたしに顔を近づけて、ダルそうに喋るコイツは、あたしのカレシ。
山本隼人。
「…やだし、サボりとか。この間の模試落としてるし、サボったらやばいから」
あたしはテキトーに受け流す。
別にあたしは、コイツのこと好きなわけじゃない。
みんな付き合ってるから。
早い話、形だけってやつ?
「悪いけどさぁ。教室戻んねェ?あたし図書室とか嫌いなんだよね」
ここは図書室。
まぁ、うちの学校は荒れてるから…本読んでる奴なんていないんだけど。
「え~!まだやってねぇのにぃ!」
またはじまった…。
この、誰も来ない図書室。
ここに来る奴は、大抵カップル。
別名・ヤリ部屋。
「はいはい…。下だけでいいでしょ?時間ないし。」
「もち♪」
いすに座った隼人。
あたしはその上に座って隼人と一体になる。
「いいね、制服プレイも♪」
「…」
変態か、コイツ。
こんな人生…楽しくもなんともない。
「そういやさぁ、今日のニュース見たぁ?」
乱れた制服を整えていると、いきなり隼人が切り出した。
「…はぁ?何のこと?」
「いや、女予言者のニュース」
…あぁ、アレ。
「予言とかどうでもいいし。」
「混乱って…なんだろぅな?」
「あたしはそういうの信じてないから。悪いけど。」
これは本当のこと。
「つまんねぇー。」
「…。ていうかさ、最近その話題ばっかりだよね」
あたしには関係ないけど。
「うん、そだな」
「あ、やばい!HR始まるじゃん!!」
猛ダッシュで教室に戻る。
「…あれ?」
教室にな入ったとたんに感じる、違和感。
「隼人ぉ…なんか人少なくない?」
「げっ、マジだ!!5人くらいいねぇじゃん!?」
ガラララ。
「ほれほれ、席に着いて下さ~い」
担任の長谷川涼子先生。
通称りょうちゃん。
独身の25歳。
結構美人。
「りょうちゃん!!休みの奴らどうしたん?ズル休みっ!?」
隼人と仲のいい高梁純也が聞く。
「…それが、無断欠席?っていうの?連絡ねぇんだわ」
頭に手を当てて答えるりょうちゃん。
一斉に無断欠席。
これが、異変の始まりだった。