唯一の純愛

2015年1月21日追記

今さらながら、2015年のカレンダーを壁にかけました。
二人で眺めるはずだったカレンダー。
可愛い仔猫のカレンダー。
猫好きな妻らしいカレンダーです。

今でも私は死にたいと思ってしまいます。
時々その思いが溢れて、自分を見失ってしまいます。

妻がいない人生を、なぜ辛い思いをしてまで生きていかなければならないんだろう…
そんな思いを抑えきれなくなります。

つい先日も、妻と出逢ったコミュニティサイトで、妻の過去の日記を読んでました。
そこには私が大好きだった妻がいました。
文字だけだけど、それは確かに妻との再会でした。

返事なんて返ってくるわけがないのに、コメントしてみたり…
他人から見たら無意味な事なのかもしれませんが、私には有意義な時間でした。

しかし、心が妻で満たされるにつれて、妻が寂しがってるような気がして、自分を見失ってしまいました。

この苦しみがいつまで続くのか、それはきっと私次第なのでしょう。
わかってはいても、まだ私には出口が見えません。

四十九日も終わり、残酷なほど早足で時間が流れていく中、進むことも戻ることもできない。
ただ呆然と立ち止まったまま、オロオロとしてます。

悲しみに甘え、他人の厚意に甘え、そんな自分に嫌悪感を感じ、それでも自分の脚で立てないもどかしさが積もる日々です。

ただ一つだけ、変化がありました。
前進と呼べるようなものではないかも知れませんが、確かな変化です。

今まで私は、悲しさ、寂しさ、辛さから泣き暮れてきました。
そしてそれを悪とし、涙を堪えようとしてきました。

しかし今は、夢半ばで死んでしまった妻の悔しさを想い、妻の代わりに悔し涙を流そう。
そう思うようになりました。

もちろんまだまだ悲しみの涙も流してしまいます。
小さな変化でしかありませんが、涙を流す理由を見つけたことで、少しだけ楽に泣けるようになりました。
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