好きです。


「葉月さんありがとー!おかげで助かったよ」

「いえ、大したことはしてませんから」


衣装を半分くらい作り終え、

最後に確認をしてもらっていた。


「葉月さん、疲れたでしょ!他のとこ見学しに行ってきてもいいよ!」

「でも…」

「葉月さんが1番はたらいてくれてたんだから」

「それじゃあ、偵察も兼ねて行ってくるね」


同じ裏方の女の子に休憩をもらい、慧たちの劇を見に行った。



体育館の扉に手をかけようとすると、


「鏡よ鏡!この世で1番美しいのはだれ?」


王女役の子の声が聞こえた。


けっこう真面目にやってるのね…。


猟師の姿の慧も出てきた。


「かっこいい…」


いつもとは違う大人っぽさに、つい見とれてしまった/////


そーいえば、

慧のこと諦めるって決めたのに…(´・_・`)


やっぱり諦められないよ(T ^ T)


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