不思議な6人組
 「さ、いこうー!」

 「っ、意味が分かりません!話があるなら後でにしてください
放課後でも休み時間でもお好きな時間に出直してきてください!」

捕まれていた手を払った。

その瞬間、先ほどまで五月蠅かったはずの廊下と教室にいたギャラリーたちの声が止み、「おおー」「ひゅ~」とイエローベースの髪と銀の髪の人が声を上げた。

ほんの数秒黙っていた日之内もとい(めんどくさいから)陽が満面の笑みを浮かべて

 「そんなに拒否らなくてもいいじゃん~。しかたないな誠くん」

 「俺かよ」

 「いいでしょ~」

 「仕方ないか・・・。」

嫌々そうにイエローベースの人は私の前に立ち
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