不思議な6人組
 「ギャァハハハ、こいつすげーな」

 「連くんにここまで言う人見たことないよ」

 「お嬢ちゃん、つわものだよね~」

なぜかここにいる男たちはけらけら笑いだした。
目の前にいる黒髪の人も声を殺しながら笑ってる
絵になるな~・・・じゃなくて
そんなにおかしなことを言った覚えはないのだけれど・・・?

 「っふ、お前いいキャラしてるよな」

肩を震わせるほどなら普通に笑えばいいのに。
このままだと話が進まない気がしたので

 「え、っとあの~笑ってる分にはかまわないのだけれど・・・話がないなら帰ってもいいかしら?」

 「話あるから残れ」

 「え~話あるんですか」

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