不思議な6人組
「何?龍哉さん」
「龍哉でいいよ」
「あ、うん。龍哉」
「それで奈桜ちゃんはどこの高校から来たの?出身は?中学は?」
キュッと自分の手を握る。冷たくて冷え切った自分の手を。
「どこでもいいと思うけど?なんでそんなこと聞く必要が?」
「悪いんだけど、この周辺の高校生の事なんてすぐに分っちゃうんだよ。このパソコンでどこのデーターにもアクセスできる。変なこと言えば銀行とか大手の有名会社とかでも。やろうと思えばだけどね。けどね・・・」
「けど?」
「龍哉でいいよ」
「あ、うん。龍哉」
「それで奈桜ちゃんはどこの高校から来たの?出身は?中学は?」
キュッと自分の手を握る。冷たくて冷え切った自分の手を。
「どこでもいいと思うけど?なんでそんなこと聞く必要が?」
「悪いんだけど、この周辺の高校生の事なんてすぐに分っちゃうんだよ。このパソコンでどこのデーターにもアクセスできる。変なこと言えば銀行とか大手の有名会社とかでも。やろうと思えばだけどね。けどね・・・」
「けど?」