不思議な6人組
その言葉を信じれるかなんてわからない。
けれどもこの人たちならば・・・。

 「・・・女子」

 「え?ごめん。もう一度行ってくれる?」

 「西部市来(せいぶしらい)付属女子よ」


一瞬ここの部屋の世界が止まる。
正確には彼らの動きが止まった。
シーンと静けさだけが残る。
そしてしばらくしてから息が戻ったかのように動き出した世界は、騒がしいと通り超え五月蠅いまでにもいった。

 「…っちょおまっ!西部市来付属女子っていったら!」

 「ちょーーーーーがつく全国のお嬢様が通う学校ジャン」

 「いいとこのご子息しかかよえないんでしょう!?!?!?」

 「乗馬や華道、茶道に社交界のマナーなど習うんだよね?」

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