不思議な6人組
龍哉と蓮は以心伝心しているかのようにお互いに必要なことを言わないでも話が通じるのだと分かった。

 「奈桜だったな、引き留めた悪かったな。また、何かあれば呼び出すが、お前なら何も変なことは起こさないだろう」

蓮がそういった後に閉まっていたはずの扉が開いた。
多分4人の誰かが開けてくれたのだろう。

開いた扉に向かって歩くとき、解放されたと思ったのがいけなかったのだろう。
足を一歩一歩扉に向けて進めていく。
あと少しで出れるそう思ったとき、

    ガシャャャャャーーーーーン

盛大な破壊音が部屋中に響き渡った

< 50 / 115 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop