不思議な6人組
「あ~はいはい。俺には挨拶しなくていいって言ってるだろ~?かわいい子のいやらしい声にしか興味ないって言ってるだろ~?」
そう言ってげんなりした様子でだらだらと前を歩いていたはずなのに
「あ、早風先輩おはようございます」
「お~、おはよう。君可愛いよね。今度さデートしない~?」
近くにいた女の子にあいさつされ、極上のスマイルで答える彼。
男たちとの対応がはっきり違う。
「最低」
「ん?なんか言ったか?」
にやりと笑う彼が憎たらしくて仕方がない。が、関わるのも時間の無駄なので無視をして教室に足を進める。
「あ、姫鞄を」
「あの、姫ではないし鞄ぐらい自分で持てます」
ときっぱり断り、一礼をしてその場を去る。
「嬢~。姫ってのはあながち間違いではないんだよ」
今度は、早風樹に呼び止められる。
いったいいつになればこっから離れるのだろう。
「あ~まだ説明してないことあんだよね~。ま、歩きながら話すよ~」
・・・朝からなんなの。疲れる。
そう言ってげんなりした様子でだらだらと前を歩いていたはずなのに
「あ、早風先輩おはようございます」
「お~、おはよう。君可愛いよね。今度さデートしない~?」
近くにいた女の子にあいさつされ、極上のスマイルで答える彼。
男たちとの対応がはっきり違う。
「最低」
「ん?なんか言ったか?」
にやりと笑う彼が憎たらしくて仕方がない。が、関わるのも時間の無駄なので無視をして教室に足を進める。
「あ、姫鞄を」
「あの、姫ではないし鞄ぐらい自分で持てます」
ときっぱり断り、一礼をしてその場を去る。
「嬢~。姫ってのはあながち間違いではないんだよ」
今度は、早風樹に呼び止められる。
いったいいつになればこっから離れるのだろう。
「あ~まだ説明してないことあんだよね~。ま、歩きながら話すよ~」
・・・朝からなんなの。疲れる。